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比叡山延暦寺で国宝根本中堂の大改修現場へ 通常非公開の大書院拝観や座禅も体験できる11月11日の特別プログラム

比叡山延暦寺で国宝根本中堂の大改修現場へ 通常非公開の大書院拝観や座禅も体験できる11月11日の特別プログラム

世界遺産・比叡山延暦寺で、国宝根本中堂の大改修現場の見学と、文化財建築などの特別拝観を一日で体験できる特別プログラムが、2026年11月11日(水)に行われます。主催は一般社団法人夢洲新産業・都市創造機構で、世界遺産 天台宗総本山 比叡山延暦寺が特別協力しています。工事用の素屋根の内側に入る見学に加えて、精進懐石膳の昼食、通常非公開の延暦寺大書院の拝観、座禅体験が組み込まれています。

延暦寺は、延暦7年(788年)に伝教大師最澄によって開かれました。本堂である国宝の根本中堂(一乗止観院)は、京の都の鬼門を護る鎮護国家の道場とされています。比叡山は「日本仏教の母山」とも称され、法然上人、親鸞聖人、良忍上人、一遍上人、真盛上人、栄西禅師、道元禅師、日蓮聖人など、各宗の祖師がこの地で学び、あるいは出家得度しました。東に琵琶湖、西に京都の町並みを望む景勝の地でもあり、平成6年(1994年)に世界文化遺産に登録されています。

比叡山延暦寺で国宝根本中堂の大改修現場へ 通常非公開の大書院拝観や座禅も体験できる11月11日の特別プログラム

素屋根の内側から見る、国宝根本中堂の大改修

プログラムの中心は、2016年/平成28年から続く国宝根本中堂の大改修工事の現場見学です。この工事は、国内で実施されている文化財保存事業のなかでも最大級の規模とされています。参加者はヘルメットを着用し、通常は立ち入れない工事用の素屋根の中へ入ります。葺き替えを終えた屋根や、彩色が塗り直された彫刻、軒下などの様子を間近で見ることができます。

素屋根は今後、解体工事が行われます。そのため、外部工事の完了を間近に控えたきらびやかな姿を見られるのは、今だけの機会となります。

あわせて境内の案内も予定されています。根本中堂が工事で閉堂しているため、ご本尊御前立「薬師如来像」と、1200年灯り続けている「不滅の法灯」が万拝堂に特別奉安されています。閉堂期間中に限り間近で参拝でき、比叡山参拝の核心ともいえる1200年の炎と対面できる機会です。

比叡山延暦寺で国宝根本中堂の大改修現場へ 通常非公開の大書院拝観や座禅も体験できる11月11日の特別プログラム

精進懐石、非公開の大書院、そして座禅

昼食は、延暦寺会館での精進懐石膳です。精進料理は、奈良時代から仏門に帰依する人々の間で食されてきたもので、生命の尊さを感じさせる料理として紹介されています。

午後は、通常非公開の延暦寺大書院を拝観します。根本中堂の東方に建つ大書院は登録有形文化財で、延暦寺の迎賓館の役割を担う建物です。昭和天皇の行幸啓にあわせて、東京・赤坂にあった村井氏の山王荘から移築されました。設計は「関西近代建築の父」と呼ばれた武田吾一博士です。唐破風の車寄を備えた玄関棟、「旭光の間」と呼ばれる大客室棟、観月台を持つ2階建ての居間棟で構成された書院造りで、技術的にも優れた質の高い和風建築とされています。

座禅体験では、延暦寺が座布団を用意します。床に座るのが難しい場合は、椅子に腰掛けて参加することもできます。

比叡山延暦寺で国宝根本中堂の大改修現場へ 通常非公開の大書院拝観や座禅も体験できる11月11日の特別プログラム

開催概要とアクセス

  • 日程:2026年11月11日(水) 10:00~14:00
  • 会場:世界遺産 天台宗総本山 比叡山延暦寺(滋賀県大津市坂本本町4220)
  • 主催:(一社)夢洲新産業・都市創造機構
  • 特別協力:世界遺産 天台宗総本山 比叡山延暦寺
  • 参加費:1万円

当日のスケジュールは次のとおりです。

  • 10:00 延暦寺会館に集合
  • 10:15 根本中堂大改修見学
  • 11:45 昼食(延暦寺会館にて精進懐石膳)
  • 12:45 通常非公開の延暦寺大書院の拝観、座禅(床座が難しい場合は椅子での参加も可能)
  • 14:00 解散

最寄り駅はJR湖西線の大津京駅で、そこからタクシーで約25分です。タクシー以外で向かう場合は、比叡山延暦寺のアクセス案内で経路を確認できます。ケーブルを利用する場合は、巡拝受付所で「日本国際芸術祭」の参加であることを申し出れば、巡拝料金を支払わずに通行できます。車(タクシーを含む)の場合は、集合場所の延暦寺会館前まで乗り入れが可能で、詰所で「日本国際芸術祭」と申し出ます。

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「第4回日本国際芸術祭」と大徳寺での関連展示

主催の夢洲新産業・都市創造機構は、「アート・デザイン・サイエンス・テクノロジー・経済の共創 ~ 日本の美と心を世界に伝え、未来を創る」をミッションに掲げる「日本国際芸術祭」を2023年から開催しています。第1回は文化首都・京都を中心に、第2回と第3回は大阪・関西万博会場をメイン会場として、関西圏から西日本へと舞台を広げてきました。「第4回日本国際芸術祭」は、2025年度の第3回と大阪・関西万博の成果とレガシーを統合し、文化庁がある京都を中核に、大阪、関西、全国、世界と連動する国際文化創造プラットフォームへの発展を掲げています。会期は2026年9月1日(火)~11月30日(月)で、京都の主要総本山や著名神社を中心に、全国の美術館をはじめとする文化施設、大学、企業などと連携して開催されます。

関連する展示として、臨済宗大徳寺派大本山 大徳寺 瑞雲軒では、大本山大徳寺特別展「創造する日本美展ー大徳寺から世界へー」が2026年10月24日(土)~28日(水)の9:30~15:30(10月28日(水)のみ12:00終了)に開かれています。また、大徳寺の塔頭・黄梅院では「U-35国際公募展 2026(U-35 International Open Call Exhibition 2026)継承から創造へ ― Inheriting the Future」が2026年10月2日(金)~11月29日(日)に開催されています(10月28日(水)は休み)。問い合わせ先は(一社)夢洲新産業・都市創造機構事務局で、電話番号は06-6136-8803、メールアドレスはinfo-yume@yumeshimakikou.comです。

出典:一般社団法人夢洲新産業・都市創造機構

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