ネットワークというフレームで見る世界――谷﨑一心 個展「NETWORK AND BEING」、LURF GALLERYで11月6日(金)から

東京・渋谷区猿楽町のLURF GALLERYで、谷﨑一心による個展「NETWORK AND BEING」が2026年11月6日(金)から12月13日(日)まで開かれます。会場はギャラリーの1Fと2Fです。谷﨑は、自然や生命をはじめ、あらゆるものが生まれ、互いに関わり合うことで世界が形づくられていく、その根源的な仕組みを絵画によって探究してきました。

新作と、光明院で展示された四連の大作
谷﨑の画面は、独自の描写と幾重にも重なる色彩でできています。描かれているのは目に映る風景だけではありません。私たちが生きる世界そのものを、谷﨑は描き続けてきました。
今回の展示では、谷﨑が長年向き合ってきた主題のもとで新たに制作された作品が並びます。あわせて、2026年に京都・東福寺塔頭の光明院で展示された四連の大作も紹介されます。どの作品に広がる景色も、見る人によって異なる表情を見せ、想像をかき立てるものです。
作家が語る「ネットワーク」
作家のステートメントによれば、世界は無限の種類の草木虫魚によって成り立っています。ただし、それらが個体としてそこに在るだけでは世界は成立しません。互いを繋ぐネットワークがあって、はじめて世界という形が現れるのだといいます。
こうした考え方は古くからあり、目に見えるものと見えないものをネットワークで繋いで、一つの世界像を示してきました。谷﨑は、自身の絵画もその流れの一つなのかもしれないと述べています。ネットワークというフレームを通して見た身近な世界は、小さな世界の積み重ねであり、やがて大きな世界を形づくる礎になる。それが作家の言葉です。

ドットから渦へ――谷﨑一心の歩み
谷﨑一心(Isshin TANISAKI)は1974年、福岡県に生まれました。テーマは「生命のエネルギーや循環」です。エネルギーの動きを象徴するものとして、色彩とテクスチャを組み合わせた渦を描き、生命のエネルギーを通して見た世界観を表現しています。
2000年代初頭からは、渦の原点でもある細かなドットを集積させた自然風景を発表してきました。谷﨑は渦を森羅万象を象る根源と位置づけています。渦による世界をミニマルに表すことで、エネルギーの動きから生まれる私たちの生命や、日常世界、そして宇宙の成り立ちについて考察を重ねています。
これまでに開いた個展には、次のようなものがあります。
- LURF GALLERYでの「光陰」(2022)、「Vortex 渦」(2023)、「Creation of Image」(2024)、「FEEL」(2025)
- コペンハーゲンのDansk Møbelkunst Galleryでの「Vortex, Memory of Color」(2024)
- 東福寺塔頭 光明院での「凪」(2026)
2026年にはロサンゼルスのNight Galleryで開かれたグループ展「Rare Earth」に参加し、アートフェアではART FAIR TOKYOとART TAIPEIに名を連ねました。作品のコレクション先は、Los Angeles Civic Collection(アメリカ)、Morgan Stanley Collection(アメリカ)、関西国際空港(KIX Lounge Premium、大阪)、東福寺塔頭 光明院(京都)、TOFROM YAESU(東京)です。

開催概要
- 展覧会名:谷﨑一心 個展「NETWORK AND BEING」
- 会期:2026年11月6日(金)〜12月13日(日)
- 会場:LURF GALLERY 1F・2F(東京都渋谷区猿楽町28-13 Roob1、代官山駅から徒歩5分)
- 時間:11:00〜19:00
- オープニングレセプション:2026年11月5日(木) 17:00〜20:00(作家在廊予定)
なお、作家名の「﨑」の字は「たつさき」です。作品についての問い合わせは、LURF GALLERYの公式サイトで受け付けています。
出典:株式会社ルーフギャラリー










