三宅隆太監督の新作AIショートがワールドプレミアへ SSFF & ASIA 秋の国際短編映画祭、生成AIと新世代の短編が集結

米国アカデミー賞公認の国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア(SSFF & ASIA)」が、2026年11月5日(木)に開幕する秋の国際短編映画祭の第2弾情報を公開しました。会場上映は11月5日(木)~8日(日)に東京都写真美術館とkino cinéma新宿で、オンライングランドシアターでの配信は11月9日(月)~11月22日(日)に行われます。
今回明らかになった特別プログラムは、ジャンルや手法を横断するラインナップです。『クロユリ団地』などの脚本で知られる三宅隆太監督の新作『PSY DIVER -Episode1-』のワールドプレミア、CapCutが世界公募から選んだ作品群、きゃりーぱみゅぱみゅなどのミュージックビデオを手掛ける田向潤さんら気鋭のクリエイターが参加する「TOKYO STORIES season 2」などが並びます。あわせて、クリエイターセミナーと連動した上映企画、オンライン会場限定の「SNSアンバサダーPicks」、映画祭初となる公式オンラインストアの開設も発表されました。

「生成AI×ショートフィルム」を3つのプログラムで
11月5日(木)の東京都写真美術館では、「TOKYO STORIES_season2」を12:30-14:00と14:20-15:50の2回に分けて上映します。6月のSSFF & ASIA 2026で上映したプロジェクトに続く第二弾で、田向潤、世界23カ国で展示を行うデジタルアーティストのSAEKO EHARA、GEEK PICTURESの生成AIチームを牽引する岸谷叙南、クリエイティブディレクターのくろやなぎてっぺい、東京藝大出身でサイバーエージェントにて彫刻とAIの融合を追求する田中地平、実写とAIを掛け合わせた表現で注目を集める演出ユニットBANTAIZなど、広告・映画・アート・ITの第一線で活躍するクリエイターが参加。当日は26作品を上映し、26名のクリエイターが登壇します。
11月7日(土)15:50-17:10にkino cinéma 新宿で行われる「CapCut AI Filmプログラム」では、動画編集アプリ「CapCut」を使いAIで制作されたショートフィルムを世界から募集し、100作品以上の応募の中から選出された9作品を上映します。映画祭期間中のkino cinéma 新宿には、CapCutの編集機能やAIツールを体験できるブースも設けられます。
11月8日(日)14:10-15:30にkino cinéma 新宿で開催される「TOPVIEW AI映画上映プログラム with 三宅隆太監督」では、全3作品をワールドプレミア上映します。三宅監督がAIクリエイティブプラットフォーム「TOPVIEW」を活用して制作した『PSY DIVER -Episode1-』は、富士の樹海にある研究施設で極秘実験が失敗し、女性研究者ミドリがかつて研究所を去った元夫シゲルを呼び戻すところから、人間の意識の奥深くへ潜る危険な任務へと展開する物語です。ほかに、十年前にひとりソウルに降り立ち、異国で孤独な練習生生活を送ってきたミラを描くシンガポールの『センターに立つ日』(監督:Xu Xiang)、人間に代わる「社畜」となったロボットたちが廃棄指令の日に土に還ることを選ぶ中国の『土に還りたい』(監督:NIKO 宋卓翰)が上映されます。
当日は三宅監督に加え、TOPVIEW JAPAN株式会社 代表取締役社長の呉垠(Gin)氏、株式会社アシタヘ代表の寺地真一氏が登壇し、技術とエンタメビジネスの双方から映画制作の新たな可能性について語るトークセッションも行われます。三宅監督は1972年東京生まれの脚本家・映画監督・スクリプトドクターで、AI映画『轍 -WADACHI-』がWorld AI Film Festival 2026 in KYOTO 審査員特別賞を受賞しています。

国際映画祭への参加を次のキャリアへつなげるトークセミナー
トークセミナーは、11月5日(木)18:00-19:30に東京都写真美術館で開催されます。カンヌ国際映画祭の若手才能育成部門「Cinéma de Demain」のもと、短編映画や新進クリエイターと国際映画業界をつなぐShort Film Corner | Rendez-vous Industryの総責任者、フロリアン・フェルナンデス氏が映像出演。登壇する6名の監督が自作の予告編とともに、国際映画祭からのキャリア展開や作品の可能性についてプレゼンテーションを行います。セミナー前の16:10-17:40には、6名の監督作品の上映プログラムも組まれています。
- Peter Clay監督(国内外の映画祭や配信領域で活躍)
- 十川雅司監督(地域に根ざした独自の映画制作で注目)
- 田中雄之監督(伝統芸能や教育・研究を融合した映像制作に挑む)
- 中田雄一郎監督(カンヌをはじめ世界70カ国以上で作品が上映)
- なかねひろみ監督(数々のドラマ助監督を経て、初監督作で数々の賞を受賞)
- 松下ユリア監督(英・波・日を拠点に映画・美術・舞台を横断して表現)

オンライン限定「SNSアンバサダーPicks」と初の公式ストア
オンライングランドシアターでは、ショートフィルムに着目してレビューやオススメを発信する秋の国際短編映画祭SNSアンバサダー20名が選んだ5作品を「SNSアンバサダーPicks」として限定公開します。配信期間は11月9日(月)~22日(日)で、鑑賞パスポートはオンライン会場で購入する形です。
- 『インスペクター』:見事な起承転結と一筋縄ではいかない展開
- 『ストライブ命懸けのレース』:圧巻のCGクオリティと迫力のレースシーン
- 『GONE WRONG』:わずか6分半に緊迫感と疾走感を凝縮した新鋭ホラー
- 『パン作りホットライン』:1本の電話相談から生まれる温かい人とのつながりを描くドキュメンタリー
- 『小さなトラブル』:日常のトラブルを俯瞰で描くシュールな構造
また11月5日(木)には、映画祭初の公式オンラインストア「SHORTSHORTS OFFICIAL STORE」がオープンします。これまで映画祭会場などで販売してきたオリジナルTシャツやトートバッグに加え、新たなオリジナルアイテムも展開。オープンを記念して、購入者へのオリジナルステッカープレゼントも予定されています。販売商品や特典の詳細は、映画祭公式サイト・SNSで順次発表されます。

開催概要とチケット
- 東京都写真美術館ホール:11月5日(木)/上映・イベントは無料
- kino cinéma新宿:11月6日(金)~8日(日)/1プログラム・イベント 一般前売り1,500円・当日1,800円、大学生前売り1,200円・当日1,500円、小学生・中学生・高校生前売り1,000円・当日1,300円、未就学児(小学生未満)無料
- サテライト会場:東京ミッドタウン日比谷 日比谷シネマフェスティバル/上映は無料
- オンライン・グランドシアター:11月9日(月)~11月22日(日)/早割り 9/29(火)16:00~11/8(日)は国内1,000円・海外5ドル、通常料金 11/9(月)~11/22(日)は国内1500円・海外8ドル
- オンラインサテライト会場:ブリリア ショートショートシアター オンライン(無料)/10月7日(水)~食のプログラム、11月4日(水)~世界の映画祭プログラム
作品により上映開始時間が異なるため、詳細は映画祭のウェブサイトに掲載されています。主催はショートショートアジア実行委員会、共催は東京都で、提携企画は第39回東京国際映画祭とARTE TOKYOです。










