鯖江発のスマート眼鏡「SABERA」、10月27日から一般販売へ 家電量販店や眼鏡販売店での店頭販売も順次開始予定

福井県鯖江市に本店を置く株式会社jig.jpは、自社で開発・販売するスマート眼鏡(ARグラス)「SABERA(サベラ)」の一般販売を、2026年10月27日(火)に開始します。これに先立ち、10月21日(水)正午からはSABERA公式ECサイト等で先行予約の受付が順次始まります。店頭では、10月28日(水)以降、ビックカメラ、ヨドバシカメラ、ヤマダデンキおよび眼鏡販売店等で順次販売を始める予定です。

眼鏡の産地「鯖江」と新たな時代「ERA」から生まれたARグラス
SABERAは、jig.jpが展開する日本発のスマート眼鏡(ARグラス)ブランドです。ブランド名は、眼鏡の産地である鯖江(SABAE)と、新たな時代を意味するERAを掛け合わせたものです。見た目は一般的な眼鏡とほとんど変わりませんが、視界内に文字情報を表示するディスプレイを搭載しています。スマートフォンと連携させることで、通知確認、リアルタイム翻訳、ナビゲーション、原稿表示、音声文字起こし・AI要約、AIアシスタントといった機能を、スマートフォンを取り出さずに使えます。
開発には3社の強みが生かされています。ソフトウェア企業であるjig.jpの開発力・UX設計力に、鯖江の老舗眼鏡メーカー・株式会社ボストンクラブのデザイン力、そしてCellid株式会社のAR光学技術を組み合わせ、「日常で使えるARグラス」の実現を目指しています。ディスプレイを備えながらも、眼鏡の延長として使える自然な装着感と外観を追求した製品です。
主な特徴は次のとおりです。
- 日常に溶け込むデザイン:一般的な眼鏡に近い自然な外観と、約38gの軽量設計
- 視界内への情報表示:Cellid社のWaveguide光学技術を活用し、必要な文字情報を視界内に表示
- 多彩な機能:翻訳、通知確認、ナビゲーション、原稿表示、文字起こし、AI回答などに対応
- 視力補正用レンズ:近視・乱視・遠近両用レンズに対応し、日常的に眼鏡を着用する人も利用可能
- 国内サポート体制:ソフトウェア開発からサービス運営、カスタマーサポートまで体制を構築

Makuakeでの先行販売を経て、一般販売へ移行
SABERAは2026年4月20日、応援購入サービス「Makuake」で先行販売をスタートし、開始から3週間弱で応援購入総額1億円を突破しました。先行販売の終了後は、製品の量産化と品質改善を進めながら、応援購入者への発送を順次行ってきました。Makuakeでの先行販売分の発送が完了したことを受け、今回の一般販売に踏み切ります。なお、一部の購入者については、視力補正用レンズの装着や調整、製品の個別確認等により、引き続き対応が進められています。
今回の販路拡大では、オンラインでの購入に加えて、実店舗でデザインや装着感を確かめられる機会を増やし、スマート眼鏡をより身近な選択肢として提案していくとしています。
販売概要
- 製品名:SABERA スマート眼鏡セット(型番:SABERA-J1-GLASSES)
- 先行予約受付開始:2026年10月21日(水)正午
- 一般販売開始:2026年10月27日(火)
- 店頭販売開始:2026年10月28日(水)以降、順次(眼鏡販売店における店頭販売開始日はSABERA公式サイトにて順次公開予定)
- 販売価格:SABERA スマート眼鏡セット 税抜84,000円(クリップオン式サングラスはSABERA公式ECサイトにて別売り、税抜9,900円)
- 販売チャネル:SABERA公式ECサイト、家電量販店、眼鏡販売店、その他オンラインショップ等
オンラインの販売チャネルとしては、SABERA公式ECサイトのほか、各家電量販店オンラインショップやアイジャパンオンラインショップ等が挙げられています。ここに記載されているのは現時点で確定しているオンラインショップのみで、具体的なオンラインショップについてはSABERA公式サイト等で順次公開される予定です。家電量販店はビックカメラ、ヨドバシカメラ、ヤマダデンキ等で、こちらも現時点で確定している家電量販店のみが記載されており、具体的な店舗名はSABERA公式サイト等にて順次公開される予定です。
眼鏡販売店は、SABERA公式サイトに記載のアイウェア専門店が対象です。その数は2026年10月20日時点でSABERA本体取扱い店舗が16店舗、視力補正用レンズ対応店舗が80店舗で、順次拡大する予定です。
なお、ここに挙げた店舗はいずれも販売予定店舗です。取扱店舗、在庫状況、展示・体験の実施状況は各店舗により異なり、最新の販売店舗情報はSABERA公式サイト内の店舗一覧ページで順次案内されます。また、先行予約の受付方法、発送時期、店頭販売開始日は販売チャネル・店舗により異なる場合があります。

久保裕丈氏と尾﨑美紀氏が公式パートナーに就任
一般販売の開始にあわせて、実業家の久保裕丈氏と尾﨑美紀氏がSABERAの公式パートナーに就任しました。両氏は企業経営の第一線で活躍するとともに、「バチェラー・ジャパン」「バチェロレッテ・ジャパン」への出演を通じて幅広い層から注目を集めています。jig.jpは両氏との連携を通じて、日常生活からビジネスシーンまで、SABERAがもたらす新しい情報体験や製品の魅力を発信していくとしています。
株式会社クラス代表取締役社長の久保裕丈氏は、2007年に米系コンサルティング会社A.T. Kearneyに入社し、商社・メーカー・金融機関などの全社戦略策定や企業買収を手がけました。2012年に女性向け通販サイト「MUSE & Co.」を設立し、2015年に売却。その後は個人で数十社の企業顧問を務め、2017年には「バチェラー・ジャパン」で初代バチェラーを務めました。現在は家具のサブスクリプションサービス「CLAS」の代表取締役社長を務めています。
DINETTE株式会社代表取締役の尾﨑美紀氏は、2017年、大学在学中に同社を設立し、美容メディアと複数の美容ブランドを運営しています。まつげ美容液を中心とするコスメブランド「PHOEBE BEAUTY UP」を立ち上げ、ローンチから2年で年商17億円を達成しました。2020年4月に「Forbes 30 Under 30 Asia」に選出され、2022年には「バチェロレッテ・ジャパン」の2代目バチェロレッテとして注目を集めました。現在は同社の代表として事業拡大を進めています。

全国への販売網拡充とBtoB展開も視野に
jig.jpは今回の一般販売を、SABERAの本格的な普及に向けた重要な一歩と位置づけています。今後は自社ECサイトに加えて、家電量販店や眼鏡販売店などの販売ネットワークを段階的に広げ、全国でSABERAを購入・体験できる環境を整えていく方針です。公式パートナーとの連携や各種プロモーションを通じてスマート眼鏡という製品カテゴリーの認知拡大を図るほか、ユーザーの意見や要望を踏まえたソフトウェアの継続的なアップデートや機能拡充にも取り組むとしています。
さらに、一般消費者向けの展開に加え、製造業、建設業、医療、サービス業など企業・産業分野での活用可能性の検証も進め、BtoB領域への事業展開を推進します。同社が目指すのは、ARグラスが日常に自然に溶け込む情報インターフェースとして定着し、従来の眼鏡のように、利用者が自身のライフスタイルや用途に応じて選べる世界です。
出典:株式会社jig.jp










