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アートNEWS

屋外ロケなしで世界を創り出す。デジタルハリウッド大学がバーチャルプロダクションを活用した実践授業のショーリールを公開

屋外ロケなしで世界を創り出す。デジタルハリウッド大学がバーチャルプロダクションを活用した実践授業のショーリールを公開

バーチャルプロダクションで広がる映像表現の可能性

デジタルハリウッド大学(DHU)は、2026年6月から2か月間にわたり実施した実践授業「Virtual Production: Find Your Voice」において、学生チームが制作したショーリールを公開しました。

バーチャルプロダクションの撮影現場

今回公開された映像の最大の特徴は、屋外でのロケ撮影を一切行わずに制作されている点です。山や雨、宇宙、夕景といった背景環境は、すべてUnreal Engine 5(UE5)を活用して制作されました。

実践的な環境「Dスタ」での取り組み

このショーリールは、デジタルハリウッド大学の学内に設置されたバーチャルプロダクション環境「Digital Hollywood Virtual Studio(通称:Dスタ)」で撮影されました。Dスタは、LEDパネルや撮影・照明設備、Unreal Engineなどを組み合わせ、実写と3DCGをその場で融合させる制作・教育環境です。

撮影の準備風景

学生たちは自ら照明や撮影方法を検証し、テストを重ねることで、新しい技術を実際に触り、試行錯誤しながら作品を完成させました。完成したショーリールは以下のリンクから視聴可能です。

ショーリール動画はこちら

授業で活用された機材・設備概要

Dスタに導入されている主な機材は以下の通りです。

  • LEDウォール: Absen「PL1.9 Pro V10」(W6.5m×H2.5m、ピクセルピッチ1.9mm)

  • 映像入出力・制御システム: Brompton Technology「Tessera SX40」

  • カメラトラッキングシステム: HTC「MARS」

専門家による指導と今後の展望

本授業を担当したのは、クリエイティブディレクターでありVFXスーパーバイザーのクリストファー ハンス エカート教授です。学生たちは、3DCG背景と実写映像の関係性や、照明とLEDウォールの色調整といったバーチャルプロダクション特有の課題に向き合いました。

指導を受ける学生たち

エカート教授は、バーチャルプロダクションとAIを組み合わせた制作手法が、現在の映像業界の方向性と合致していると評価しています。デジタルハリウッド大学では、今回の成果を活かし、映像、CG、VFX、AIなどの領域を横断して新しい表現を生み出せるクリエイターの育成を今後も推進していく方針です。

大学の詳細については、公式サイトをご参照ください。

デジタルハリウッド大学公式サイト

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