XGRIDSの新型モバイル空間スキャナー「Lixel L3」発表:5mm精度と4K HDRで広がる3Dデータ活用の可能性

Lixel L3とは
Lixel L3は、XGRIDSが開発した高精度なリアリティキャプチャ(現実空間のデジタル化)のための新しいモバイル空間スキャナーです。歩きながら広範囲の空間を計測できる機動性を持ちながら、精度、画質、現場での操作性が大きく強化されています。
主な特徴は以下の通りです。
検証済み5mmの後処理時相対精度
Lixel L3の大きな特徴の一つは、後処理後の相対精度が5mmである点です。500㎡の専用試験環境で測定され、精度値は1σで表記されています。後処理後の点群厚さは5mm以下、水平・高さ方向の絶対精度はともに2cm以下(RMSE:二乗平均平方根誤差)です。リアルタイム計測時も相対精度1cm、水平・高さ方向の絶対精度2.5cm以下(RMSE)に対応しています。
これにより、従来のモバイル型スキャナーの強みである「短時間での広範囲取得」に加え、建設・測量・インフラ分野など、より精度が求められる現場での活用が期待されます。

4K HDRトゥルーカラー撮影で画質を強化
Lixel L3は、1/1.3型CMOSセンサーと5,000万画素×3のカメラ構成を採用し、出力解像度は4096×3072です。DCG HDR(ハイダイナミックレンジ)技術に対応しており、明暗差の大きい空間の色情報をより広いダイナミックレンジで取得できます。これにより、点群へのカラー情報付与だけでなく、LCC 3DGSや3Dメッシュなど、視覚的な再現性が求められる用途でも高品質なデータ生成につながります。現場をよりリアルに記録し、共有・活用するための重要な進化点です。
RTKを本体に内蔵し、現場での測位を簡素化
RTKモジュールが本体に内蔵されたことで、測位を伴う現場での機材構成がよりシンプルになりました。GNSS(全球測位衛星システム)はGPS、GLONASS、Galileo、QZSSなど複数の衛星測位システムに対応し、RTK統合時の水平度は0.005°です。一般的なRTKセンタリングポールとの組み合わせにも対応し、実務での使いやすさが向上しています。
4.3インチディスプレイ搭載で計測状況をその場で確認
本体には最大輝度1000nitの4.3インチTFTディスプレイが搭載されており、スキャン中の状態を本体上で確認できます。スキャン支援によるリアルタイム品質チェック、POIパノラマプレビュー、モデルプレビュー、モデル計測に対応。さらに、AIリアルタイム動体除去、AIリアルタイムノイズ除去、リアルタイムカラー点群、リアルタイム画像補助測位など、現場でのデータ取得を支援する機能も搭載されています。

1回の計測から「点群・メッシュ・LCC 3DGS」を生成
Lixel L3は、1回の計測データから用途に応じて異なる複数の3Dデータを生成できます。
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点群: 3D空間内の点の集合データで、測量、CAD(コンピュータ支援設計)、Scan-to-BIM(ビルディングインフォメーションモデリングへのスキャンデータ活用)、設備計測などの業務に活用できます。
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3Dメッシュ: 点群を三角形などの面でつなぎ合わせた形状データで、対象物や空間の可視化、モデリング、3Dコンテンツ制作などへ活用できます。
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3DGS(3D Gaussian Splatting): 空間をフォトリアルに再現する新しい3Dデータ表現技術で、デジタルツイン、遠隔確認、ロケハン、プリビズ(プレビジュアライゼーション)、バーチャルプロダクション、シミュレーションなどへ活用できます。
データ出力形式も多様で、点群は.las、.rcp、.e57、.ply、.ilas、メッシュは.osgb、.obj、3DGSは.lcc2、.lcc、.plyに対応し、その他3D Tiles(.3tz)、.usdなどにも出力可能です。これにより、1度の現場計測で「測るためのデータ」だけでなく、「見る・共有する・活用するためのデータ」を幅広く展開できる点が大きな特徴です。

従来モデル「Lixel L2 Pro」と何が変わったのか
Lixel L3は、Lixel L2 Proと比較して、特に精度、カメラ性能、RTK、現場での操作性が強化されています。

| 項目 | Lixel L3 | Lixel L2 Pro |
|---|---|---|
| LiDARモデル | 16ch/120m、32ch/120m | 16ch/120m、32ch/120m、32ch/300m |
| 後処理時相対精度 | 5mm※ | 1cm |
| 絶対精度 | 2cm | 3cm |
| RTK融合時の水平度 | 0.005° | 0.015° |
| RTK | 本体内蔵 | 外部構成 |
| カメラ | 5,000万画素×3 | 4,800万画素×2 |
| CMOSセンサー | 1/1.3型 | 1/2型 |
| 出力解像度 | 4096×3072 | 4000×3000 |
| HDR | 4K HDR対応 | 非対応 |
| 本体ディスプレイ | 4.3インチ搭載 | なし |
Lixel L3は、後処理時相対精度が1cmから5mmへと向上し、RTKの本体統合やディスプレイ搭載により現場での運用方法が大きく変化しました。一方、Lixel L2 Proには32チャンネル/300mモデルがあり、長距離計測が必要な現場では引き続き選択肢となります。Lixel L3は、計測距離を伸ばすだけでなく、120mクラスでの精度、撮影品質、リアルタイム処理、現場操作性を総合的に高めたモデルとして位置づけられています。
Lixel L3 主な製品仕様

| 項目 | 仕様 |
|---|---|
| モデル | 16チャンネル/120m、32チャンネル/120m |
| 本体サイズ | 206 × 107 × 329mm |
| 重量 | 約2.5kg(バッテリー含む) |
| スキャン距離 | 0.7~120m |
| LiDAR視野角 | 約360° × 270° |
| 点群取得レート | 16ch:32万点/秒、32ch:64万点/秒 |
| 後処理時相対精度 | 5mm※ |
| 絶対精度 | 水平・高さ方向ともに2cm以下(RMSE) |
| RTK | 本体内蔵 |
| カメラ解像度 | 4096 × 3072 |
| CMOSセンサー | 1/1.3型 |
| HDR | DCG HDR対応 |
| ディスプレイ | 4.3インチTFT/最大1000nit |
| 内蔵ストレージ | UFS 1TB |
| 連続動作時間 | 100分 |
| 動作温度 | -20℃~50℃ |
| 保護等級 | IP54 |
建設・測量からデジタルツイン、映像制作まで
Lixel L3は、高精度な現況計測や竣工計測、BIM(ビルディングインフォメーションモデリング)・CAD向けのデータ取得といった建設・測量分野をはじめ、道路・トンネルなどのインフラ計測、工場や商業施設などの施設・設備管理、空間アーカイブや遠隔確認を目的としたデジタルツインなど、幅広い業務での活用が想定されています。
さらに、3DGSを活用することで、ロケハン(ロケーションハンティング)、プリビズ(プレビジュアライゼーション)、バーチャルプロダクションなど、映像・VFX(視覚効果)領域での空間データ活用にも対応します。精度とフォトリアリズム(写真のようなリアルさ)の双方を高めることで、一つの計測データを複数の業務やコンテンツへ展開できることを目指した製品です。

Lixel L3を体験できる機会
Lixel L3の製品発表は、実際の業務活用に向けたスタートと捉えられています。発表直後から、オンラインとオフラインで製品を「知る」「見る」「触れる」「試す」機会が継続的に提供されます。
9月16日開催「Lixel L3」解説ウェビナー
発表翌日の2026年9月16日(水) 12:30~13:00に、オンラインウェビナー「XGRIDS NOW #02」が開催されます。このウェビナーでは、Lixel L3の製品特徴、従来モデルとの違い、進化したポイント、想定される活用方法などが分かりやすく紹介されます。
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開催日時:2026年9月16日(水) 12:30~13:00
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開催形式:オンライン/YouTube Live
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参加費:無料
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登壇:今野 祥吾
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ウェビナー詳細はこちら: https://digitaltwin.active-rt.com/xgrids-now/02/
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ウェビナーお申し込みはこちら: https://tayori.com/f/xgrids-now-02/
10月1日 株式会社ホロラボと都内で共催イベントを開催
Lixel L3を実際に体験できる機会として、2026年10月1日(木)に株式会社ホロラボとの共催イベントが東京都内で開催されます。実機展示やデモンストレーションを通じて、操作性や計測方法、取得した3Dデータなどを確認できます。開催会場、時間、プログラム、参加方法などの詳細については、決定次第改めて発表される予定です。

- イベントのお知らせはこちら: https://digitaltwin.active-rt.com/xgrids-news/
CEATEC 2026に2ブース出展
2026年10月13日(火)〜 10月16日(金)に幕張メッセで開催される「CEATEC 2026」にも出展します。株式会社アクティブリテックとしての出展に加え、XGRIDS JAPANとの共同出展も行い、幕張メッセ内の2つのブースでXGRIDS製品が紹介されます。

| 出展 | 会場 | 小間番号 |
|---|---|---|
| 株式会社アクティブリテック | 幕張メッセ 6ホール | 6H133 |
| XGRIDS JAPAN × 株式会社アクティブリテック 共同出展 | 幕張メッセ 7ホール | 7H001 |
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開催日時:2026年10月13日(火)~10月16日(金)10:00~17:00
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会場:幕張メッセ
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CEATEC 2026 出展情報: https://active-rt.com/news/ceatec2026/
CEATEC 2026は入場無料・全来場者事前登録制です。
10月中、各地でLixel L3の実機体験イベントを開催予定
10月1日のイベントに続き、アクティブリテックは2026年10月中、各地の販売代理店と連携し、Lixel L3の実機体験イベントを順次開催する予定です。各イベントでは、実機展示、スキャン体験、取得した点群・メッシュ・LCC 3DGSの紹介、従来モデルとの違いの解説、導入・活用方法についての個別相談などが予定されています。開催エリア・日時・会場・共催代理店・参加方法などの詳細は、決定次第アクティブリテックのWebサイトおよび公式SNS等で順次お知らせされます。
- イベント詳報はこちら: https://digitaltwin.active-rt.com/xgrids-news/
お問い合わせ・情報収集
XGRIDS公式LINE「XGRIDSサポートデスク」
アクティブリテックでは、XGRIDSユーザーや導入検討者向けの公式LINE「XGRIDSサポートデスク」を開設しています。Lixel L3をはじめとしたXGRIDS製品の最新情報、ウェビナー・イベント情報、製品活用に役立つ情報などを随時受け取ることができます。LINEから製品や活用方法について気軽に相談することも可能です。

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個別相談・お問い合わせ
Lixel L3に関する製品の詳細説明、導入相談、実機デモ、見積もり、活用方法に関する個別相談も受け付けています。アクティブリテックでは、製品選定から実機デモ、導入・活用まで、用途に応じた案内が可能です。
- Lixel L3についてのお問い合わせ: https://digitaltwin.active-rt.com/xgrids-l3/
ちょっとした質問や最新情報の受け取りには、XGRIDS公式LINEも利用できます。
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