本文へスキップ
写真NEWS

世界のトップキュレーターが東京に集結!「T3 PHOTO FESTIVAL TOKYO 2026」で写真とアートの未来を考える

世界のトップキュレーターが東京に集結!「T3 PHOTO FESTIVAL TOKYO 2026」で写真とアートの未来を考える

注目のトークプログラムラインナップ

TOFROM YAESU TOWERを会場に、国内外のキュレーターやアーティストを迎えたトークプログラムが開催されます。世界の美術館や写真界の第一線で活動する専門家とともに、写真とアートの現在、そしてその先を考えます。

揺れる時代と、アートと。

2026年のホイットニー・ビエンナーレ(2年に一度開催される国際美術展)の共同キュレーターを務めたドリュー・ソイヤー氏が登壇します。時代の空気が大きく揺れ動くなかで、何を基準にアーティストを選び、何を展覧会として見せるのか。閉幕から間もない時期だからこそ語れる、キュレーションの舞台裏に迫ります。

  • 日時: 2026年10月18日(日)11:00–12:30

  • 登壇: ドリュー・ソイヤー氏(米ホイットニー美術館サンドラ・ギルマン付写真キュレーター、2026年ホイットニー・ビエンナーレ共同キュレーター)

MEPの、過去と未来と。

MEP(ヨーロッパ写真美術館)の新館長に就任したジュリー・ジョーンズ氏による特別トークイベント。同館が築いてきた豊かな歴史とコレクションを振り返りながら、これからの展望や新たな挑戦について語られます。2027年に予定されている石内都氏、村上華子氏ら日本人作家による展示構想も紹介される予定です。

  • 日時: 2026年10月17日(土)11:00~12:30

  • 登壇: ジュリー・ジョーンズ氏(パリのヨーロッパ写真美術館(MEP)ディレクター)

ポンピドゥと、シカゴと。

ポンピドゥー・センター写真部門責任者のフロリアン・エブナー氏と、シカゴ美術館写真・メディア部門のイェチェン・ザオ氏が登壇します。それぞれの館の現在のプロジェクトや近年収蔵したアジアの作品、注目する作家を紹介しながら、写真の未来をめぐるビジョンが語られます。

  • 日時: 2026年10月18日(日)17:30–19:00

  • 登壇: フロリアン・エブナー氏、イェチェン・ザオ氏

その他のトークプログラム(10月16日〜18日)

モダンな会場でプレゼンテーションが行われており、多くの聴衆がスクリーンを見ている。演壇には発表者がおり、日本語、英語、韓国語の同時通訳が提供されている。文化的なイベントやセミナーの光景。

  • 10月16日(金)

    • 15:30–17:00|Discover New Asia — アーカイブとエディション(アーカイブはいかにして新たな物語になるのか?)

      • 登壇:ホリー・ルーセル氏、トーマス・ソーヴィン氏

      • モデレーター:キム・ジョンウン氏

      • 北京で廃棄されたネガフィルムを収集し、100万点を超えるアーカイブ(歴史的資料や記録を保存・管理すること、またはその場所)へと発展させてきた「Beijing Silvermine」を起点に、アーカイブとエディション(限定部数制作)の関係、写真が新たな意味を獲得していくプロセスが考察されます。

      • ※本プログラムは招待者およびVIP限定となります。

  • 10月17日(土)

    • 13:30–15:00|T3 NEW TALENT「Trace Layers」展 アーティストトーク|都市の痕跡を撮る

      • 登壇:児玉浩宜氏、何兆南(サウス・ホー・シウナム)氏

      • モデレーター:池田佳穂氏

      • 都市の表面に刻まれた痕跡を通して時間の重なりを見つめる「Trace Layers」を起点に、絶えず更新される都市空間とアーティストたちの記録行為、その意図について語られます。

    • 15:30–17:00|断片と、断片と。

      • 登壇:サラ・ファン・ライ氏

      • 都市、風景、静物、セルフポートレートなど、異なる場所や瞬間から切り取られた世界の「断片」がどのように響き合うのか。T3で2会場に作品を発表するサラ・ファン・ライ氏が、自身の制作プロセスについて語ります。

    • 17:30–19:00|Masters — 始まりと帰属(私たちはどこから始まり、どこに帰属するのか?)

      • 登壇:榮榮&映里(ロンロン&インリ)氏

      • モデレーター:キム・ジョンウン氏

      • 《妻有物語》を中心に、人間、家族、自然、場所の間に生まれる関係性を見つめながら、人はどのように帰属意識を築いていくのかが考えられます。

  • 10月18日(日)

    • 13:30–15:00|T3 Talks — アジアとその先(アジアの写真は、いまどこへ向かっているのか?)

      • 登壇:ホリー・ルーセル氏

      • モデレーター:キム・ジョンウン氏

      • 中国と韓国をはじめとする東アジアの写真を、交流や出版、文化機関、国際的な対話から捉え、「アジアの写真」とは今何を意味するのか、その多様な歴史とこれからが探られます。

    • 15:30–17:00|蝶と、人間と。

      • 登壇:ルーカス・フォグリア氏

      • 4年をかけて17カ国を巡り、世界最長の渡りをする蝶・ヒメアカタテハを追った「Constant Bloom」。その旅をたどりながら、変わりゆく気候のなかで国境を越えて広がる自然と人間のつながりについて語られます。

※海外ゲストが登壇するプログラムには日本語通訳が入ります。

街に開かれたPHOTO EVENT

フェスティバルの開幕を記念し、東京ミッドタウン八重洲では、写真家によるトークショーや音楽ライブ、DJ、移動式本屋「PHOTO BOOK TRUCK」など、多彩なプログラムとともにT3の開幕を祝うオープニングパーティーが開催されます。

  • T3 PHOTO FESTIVAL TOKYO 2026 オープニングパーティー

    • 日時: 2026年10月3日(土)

    • 会場: 東京ミッドタウン八重洲 1F ガレリア

    • 内容: 鈴木のぞみ氏と上原沙也加氏によるトークショー、ルーカス・フォグリア氏と土門蘭氏によるトーク、MASH弦楽団によるジプシージャズ演奏、DJタイム、移動式本屋「PHOTO BOOK TRUCK」など。

翌日の10月4日(日)には、東京ミッドタウン八重洲 1F ガレリアで、親子で参加できるワークショップやプロの写真家による「ポートレート撮影会」が開催されます。会期中の週末を中心に、トークショーや街歩き撮影会など、写真をより身近に楽しめるさまざまなイベントが予定されています。

T3が目指すもの

「T3」は、「写真」という日本が誇る文化資産を軸に、八重洲・日本橋・京橋・銀座エリアの都市空間を横断して展開するアートフェスティバルです。日本語の最も小さな接続詞「と」をテーマに、世界中の写真家とともに、人と人、世界と世界をつなぐ新たな可能性を写真を通して探ります。

フェスティバルの名称「T3」は、社会学者リチャード・フロリダ氏が提唱した都市の創造性を育む3条件——技術(Technology)、才能(Talent)、寛容性(Tolerance)——に由来しています。これら3つのTが重なる場所に新しい文化が生まれるという考えのもと、写真を通して東京をパリやニューヨークと並ぶアジアを代表する文化の発信地とすることを目指しています。

デジタルサービス「Artlas」で新しい鑑賞体験

アートとカルチャーに特化したAIアプリ「Artlas(アートラス)」との協働により、T3をより深く、より自由に楽しめるデジタルサービスが提供されます。子どもから学生、大人まで、さらに視覚的なサポートを必要とする方にも配慮したAI音声ガイドをはじめ、作品について自由に質問できるAIチャット、複数の会場をスムーズに巡るためのインタラクティブマップが利用可能です。また、「無敵すぎるネコ」を見つけるデジタルスタンプラリーもArtlasアプリ内で展開され、街を歩きながら写真や展示と出会い、自分のペースで写真祭を巡る、新しい鑑賞体験が提案されます。

パリ日本文化会館での展示

2026年10月6日(火)から11月14日(土)にかけて、パリ日本文化会館(フランス)においても日本の現代作家を紹介する展示「Five Views『箱庭日本』」が開催されます。

詳細情報

最新情報や各プログラムの詳細は、T3公式Webサイトおよび公式Instagramにて随時お知らせされます。

Recommendおすすめ