蜷川実花 with EiM、約3年ぶりにTOKYO NODEへ 新作中心の大規模展「望む世界、そして消えるもの」が2027年4月29日開幕


開館記念展から約3年、EiMが再び虎ノ門の舞台へ
写真家・映画監督・現代美術家の蜷川実花と、クリエイティブチームEiM(エイム)による大規模展覧会「蜷川実花 with EiM展 望む世界、そして消えるもの Still, we are longing」の開催が決まりました。会期は2027年4月29日(木・祝)から9月26日(日)までです。会場は、虎ノ門ヒルズ ステーションタワーにある情報発信拠点「TOKYO NODE」です。
EiMは、蜷川実花と、大阪・関西万博でテーマ事業プロデューサーを務めた宮田裕章をはじめ、各分野のスペシャリストが集まって結成されたチームです。プロジェクトごとに多様な編成を組みながら活動しています。今回の展覧会は新作を中心に構成され、主催者はこれを蜷川実花 with EiMの「第二章」の始まりと位置づけています。

81日間で25万人超を記録した2023年の展覧会と、その後の広がり
蜷川実花 with EiMが大規模な展覧会を本格的に始めたのは、2023年にTOKYO NODEの開館記念企画として開かれた「蜷川実花展 Eternity in a Moment 瞬きの中の永遠」からです。蜷川実花にとって過去最大規模となったこの展覧会では、映像、写真、立体、空間演出などを融合させた大規模なインスタレーションが展開されました。来場者は81日間で25万人を超えています。
国内各地から、アジア・欧州へ
その後EiMは、京都をはじめとする日本各地で、それぞれの土地の歴史や記憶と呼応しながら表現の領域を広げてきました。活動の場は台北での展覧会やヴェネツィアでの作品発表など、アジアや欧州にも及んでいます。2026年12月16日から2027年3月21日までは、フランス・パリのグラン・パレで大規模個展「Mika Ninagawa with EiM:Alive with Shadows」の開催が予定されています。蜷川実花 with EiMとしては、欧州初の大規模展覧会になります。

「望む世界」と、そこからこぼれ落ちるものを問う
前回のTOKYO NODEでの展覧会から約3年が経ちました。その間も、社会や人々が見つめる世界は揺れ動き、変化を続けています。国内外で多様な経験を重ねてきたEiMは、再びTOKYO NODEを舞台に、移り変わる時代と世界に向き合います。
同じ時代を生きていても、人はそれぞれに異なる価値観や願いを抱き、自分なりの眼差しで世界を見ています。そうした願いは響き合うこともあれば、すれ違うこともあり、その積み重ねが私たちの生きる世界をかたちづくっています。
本展の出発点にあるのは、「望む世界がかたちになるとき、その陰で何が見えなくなり、誰の願いが届かなくなるのか」という問いです。一人ひとりが惹かれる美しさと、その外側にある存在の両方に目を向け、異なる願いが生み出す光景を通して、望む世界とそこからこぼれ落ちるものとの関係を問いかけます。
開催概要とチームのプロフィール
- 名称:蜷川実花 with EiM展 望む世界、そして消えるもの Still, we are longing
- 会期:2027年4月29日(木・祝)~9月26日(日)
- 会場:TOKYO NODE GALLERY A/B/C(東京都港区虎ノ門2-6-2 虎ノ門ヒルズ ステーションタワー 45F)
- チケット情報:2027年春に発表予定
- 主催:蜷川実花 with EiM展2027実行委員会
- 公式SNS:Instagram、Xともに @ninagawaeim27tn
EiMのメンバーは、蜷川実花、科学者・アーティスティックディレクターの宮田裕章、プロダクションデザイナーのENZO、クリエイティブディレクターの桑名功、照明監督の上野甲子朗、音楽プロデューサーの剣持学人、映像ディレクターの名児耶洋、テクニカルアートディレクターの上田晋也、ディレクターの澤田雅之、ディレクターの打越誠、映像ディレクターのZUMI、コミュニケーションデザイナーの吉柳さおりらです。
蜷川実花と宮田裕章
蜷川実花は写真を中心に、映画、映像、空間表現も多く手がけています。木村伊兵衛写真賞ほか数々の賞を受賞しており、『さくらん』(2007年)、『ヘルタースケルター』(2012年)、『Diner ダイナー』(2019年)など5本の長編映画と、Netflixオリジナルドラマ『FOLLOWERS』(2020年)を監督しました。これまでに写真集120冊以上を刊行し、個展は150回以上、グループ展は130回以上を数えます。京都市京セラ美術館の個展「蜷川実花展 with EiM:彼岸の光、此岸の影」(2025年1月〜3月)では25万人を動員しました。最新の写真集は『mirror, mirror, mirror』(光村推古書院、2026年)と『Dancing with Shadow in the Light』(bookshop M、2026年)です。
宮田裕章は慶應義塾大学医学部教授です。データサイエンスを基盤に医療・政策・社会設計などの領域を横断し、人と社会の未来を描く科学者として活動しています。EiMではアーティスティックディレクターを担当しています。2025年の日本国際博覧会ではテーマ事業プロデューサーとしてBetter Co-Beingパビリオンを構築し、アーティストとして「共鳴の空」を、宮田裕章 with EiMとして「最大多様の最大幸福」を展示しました。なお、展覧会の内容はいずれも2026年11月5日(木)時点の予定で、予告なく変更・中止となる場合があります。










