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「構成する」を実験する。HOME ECONOMICS EXPERIMENTが築地・SHUTLの3周年記念展『STUDY / COMPOSING ELEMENTS』を開催

「構成する」を実験する。HOME ECONOMICS EXPERIMENTが築地・SHUTLの3周年記念展『STUDY / COMPOSING ELEMENTS』を開催

松竹株式会社によるアートスペース「SHUTL(シャトル)」が、東京・築地でオープン3周年を迎えます。これを記念して、アートユニット・HOME ECONOMICS EXPERIMENTによる展覧会「SHUTL 3rd ANNIVERSARY EXHIBITION HOME ECONOMICS EXPERIMENT『STUDY / COMPOSING ELEMENTS』」が、2026年11月8日(日)から12月6日(日)まで開かれます。入場は無料です。開催にあわせて、関係者向けの内覧会とレセプションも開催されます。

「構成する」を実験する。HOME ECONOMICS EXPERIMENTが築地・SHUTLの3周年記念展『STUDY / COMPOSING ELEMENTS』を開催

家政学×実験的手法×サステナブルな視点で、生活空間に新たな可能性を示すアートユニット

HOME ECONOMICS EXPERIMENT(ホーム・エコノミクス・エクスペリメント、略称:HEE)は、男女2人によるアートユニットです。パンデミック下のstay homeの期間に、パーソナルな室内空間の大切さと自由度の高さを改めて実感したことがきっかけとなり、2020年に活動を始めました。以来、独自の世界観と実験的なアプローチで国内外から人気を博しています。

コンセプトは、家政学の考え方に実験的な制作手法とサステナブルな視点を掛け合わせ、生活空間に新しい可能性を提示すること。廃材や廃棄寸前のUSED家具にさまざまな加工を施して新たな価値を与えた一点モノのアイテムや、オリジナルファブリックを使った寝具・クッションなど、その世界観を日常で使うプロダクトへと落とし込んで提案してきました。

活動の場はアパレル、インテリア、音楽カルチャーと幅広く、代官山 蔦屋書店や恵比寿 NADiff a/p/a/r/tでのフェア・個展、DOVER STREET MARKET GINZAでのコラボレーションライン展開のほか、SixTONESのアルバムロゴデザイン、XGのライブ演出・グッズデザイン、FUJI ROCK FESTIVALのグラフィック制作などを手がけています。音楽などのカルチャーの文脈でもグラフィックを提供しており、プロダクトに限らず視覚的なアプローチでも活動しています。視覚表現においては、直感的な手触りの中に思考の余白を残すことを大切にしながら、場や文脈に寄り添うかたちでの発信を試みています。

本展の空間イメージ図
本展の空間イメージ図

要素を「重ね、並べ、分解し、組み替える」インスタレーション

今回の展覧会はインスタレーション形式で構成され、人やモノがさまざまな要素の重なりによって形づくられていく過程を探るものです。タイポグラフィ、写真、グラフィック、記号や図形といった要素を素材・形・色とともに扱い、「重ねる」「並べる」「分解する」「組み替える」という行為を通して、空間の中で要素同士の関係性を実験的に考察・表現します。

同じ形状の物体でも、表面に与えられた情報や置かれる位置、周囲との関係によって、それぞれ異なるものとして立ち現れます。会場全体をひとつの環境として再構成することで、私たちの暮らしや考え方もまた、これまでに触れてきた無数の要素の組み合わせによって成り立っていることを浮かび上がらせます。日々の生活の中で見過ごされがちな「構成する」という営みに、改めて目を向ける機会を提示する展覧会です。

HEEのステートメントから

HEEはステートメントの中で、人もものもひとつの要素だけで成立しているわけではなく、経験、記憶、環境、情報、素材、形、色、言葉といった異なる要素が積み重なり、組み合わさり、関係を持つことでひとつの形がつくられていく、と述べています。個々の要素は独立して存在しながら他の要素と組み合わさることで新しい関係を生み出し、反対にひとつの形を分解すると、そこには複数の異なる要素が存在している。本展示では「構成する」という行為そのものをさまざまな方法で実験し、要素の選び方や組み合わせ方を変えることで、ひとつの形の見え方や意味がどのように変化するのかを探っていきます。「個体と集合」「同一性と差異」「部分と全体」の関係を操作しながら、ひとつの環境として再構成するとしています。「STUDY / COMPOSING ELEMENTS」は、さまざまな要素が組み合わさることで人やものがどのように形成されていくのかを考察し、その構成過程を多様な表現によって可視化する試みだと位置づけられています。

「構成する」を実験する。HOME ECONOMICS EXPERIMENTが築地・SHUTLの3周年記念展『STUDY / COMPOSING ELEMENTS』を開催

会場は「未来のオーセンティック」を生み出す実験場

SHUTLは2023年10月にオープンしたスペースで、現代の表現者が日本文化と出会い直し、自らの表現と伝統を結びつけることによって新たな表現方法を模索できる、開かれた創造活動の実験場(ラボ)です。約85m²(幅約6.4m × 奥行き約13.3m)、天井高約4mの間仕切りのない空間には、可動パネル付き吊りボックス(幅1,200mm × 3台、幅600mm × 4台)と、空間を組み替える可動壁システムがデザインされています。壁であり、棚であり、展示台であり、ときに何物でもないこの仕組みは、使い方があらかじめ決められていないからこそ、作家や出展者自身が空間と向き合い、新たな展示方法を発見する余白が生まれるとされています。なお、プロジェクトの実施体制には、松竹株式会社のほか、協働事業者として株式会社マガザンが名を連ねています。

開催概要

  • 展覧会名:SHUTL 3rd ANNIVERSARY EXHIBITION HOME ECONOMICS EXPERIMENT『STUDY / COMPOSING ELEMENTS』
  • 期間:2026年11月8日(日)〜12月6日(日)
  • 時間:13:00〜19:00
  • 営業日:月・木・金・土・日・祝(定休:火・水)
  • 入場料:無料
  • 会場:SHUTL(〒104-0045 東京都中央区築地4-1-8、東劇ビル隣)
  • アクセス:東京メトロ「東銀座駅」5出口・徒歩3分、東京メトロ「築地駅」2出口・徒歩4分

出典:松竹株式会社SHUTL

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