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アートNEWS

望月ミネタロウの「視覚表現」を原画でたどる 『バタアシ金魚』『ドラゴンヘッド』『東京怪童』を軸にした「望月ミネタロウ展 “グラフィズム”」が渋谷PARCOで開催

望月ミネタロウの「視覚表現」を原画でたどる 『バタアシ金魚』『ドラゴンヘッド』『東京怪童』を軸にした「望月ミネタロウ展 "グラフィズム"」が渋谷PARCOで開催

株式会社パルコと株式会社講談社が立ち上げたプロジェクト「渋谷スペイン坂編集室」のプロデュースにより、「望月ミネタロウ展 “グラフィズム”」が2026年11月20日(金)から12月4日(金)までの15日間、渋谷PARCO B1Fの GALLERY X BY PARCO で開かれます。渋谷スペイン坂編集室は、ものがたりを読んで終わりにせず、「見に行く」「参加する」「手に取る」「熱を持つ」といった新しい体験価値をひらくことを掲げたプロジェクトで、今回の展覧会もその活動の一つです。

全国5都市のPARCOで開催中
全国5都市のPARCOで開催中

3作品の原画から読み解く、時代とともに変わってきたマンガ表現

望月ミネタロウは1985年のデビュー以来、青春、ホラー、終末SF、エッセイなど、さまざまなジャンルを行き来しながら作品を発表してきたマンガ作家です。時代の空気や身体感覚、不安や孤独といった感情を独自のグラフィズム(=視覚表現)で描き、その表現は世代やジャンルを超えて、今も多くのクリエイターや読者に影響を与え続けています。渋谷スペイン坂編集室にとっても、リスペクトを寄せるマンガ作家です。

今回の展覧会で取り上げるのは、数ある作品のなかから選ばれた『バタアシ金魚』『ドラゴンヘッド』『東京怪童』の3作品です。展示はこれらの原画がメインとなり、80年代から現在までのあいだに、望月ミネタロウのマンガ表現が時代の移り変わりとともにどのような変遷をたどってきたのかを、グラフィズムという視点から紐解いていきます。

それぞれの表現がどのように生まれ、時代と響き合い、現在へとつながっているのか。原画を通してそれを見つめ直すことで、一人の作家の魅力を再発見するとともに、日本のマンガ表現の豊かさや可能性について考えるきっかけとなることを目指した試みとされています。

望月ミネタロウのプロフィール

1964年神奈川県生まれ。1985年に『バタアシ金魚』で漫画家としてデビューし、以来30年以上にわたって、時代やジャンル、常識の枠をこえて独自の世界を描き続けています。「過去」と「未来」をつなぐような、心に響く物語で多くの読者を魅了してきました。

  • 代表作品:『バタアシ金魚』(1985年)、『座敷女』(1993年)、『ドラゴンヘッド』(1995年)、『東京怪童』(2008年)、『ちいさこべえ』(2012年)

その作風は、いつの時代でも変わらない「人間らしさ」を丁寧に描き出すもの。ホラー、サバイバル、ヒューマンドラマなど、どの物語にも人の心の奥にそっと触れるようなあたたかさや痛みがあり、読む人それぞれが自分の人生や記憶と重ねながら、静かに心を動かされる作品が多いとされています。

キービジュアルはスケシン、3作品をモチーフにしたオリジナルグッズも

展覧会のキービジュアルを手がけたのは、東京のストリートカルチャーをけん引してきたスケシンです。A BATHING APE®をはじめ国内の数々のブランドでグラフィックデザイナーを務め、現在は自身のブランド C.E.(CAVEMPT)でデザインを発表し続けています。

ビジュアルは、『バタアシ金魚』『ドラゴンヘッド』『東京怪童』の表紙やコマをコラージュし、そこにスケシンによるオリジナルのロゴを組み合わせたもの。懐かしさと新しさが共存し、つかみどころのない時代感を感じさせる仕上がりで、時代や分野を超えて影響を与え続けている二人のコラボレーションならではのビジュアルとなっています。また本展では、3作品をモチーフにしたオリジナルグッズも製作されます。ラインナップとデザインは後日公開される予定です。

開催概要

  • 展覧会名:望月ミネタロウ展 “グラフィズム”
  • 開催期間:11月20日(金)~12月4日(金)
  • 営業時間:11:00-21:00(最終日は18時閉場)
  • 会場:GALLERY X BY PARCO(東京都渋谷区宇田川町15-1 渋谷PARCO B1F)
  • 入場料:1,000円(税込)、入場特典付き
  • キービジュアルアートワーク:スケシン
  • 企画/制作:渋谷スペイン坂編集室

続報は、渋谷スペイン坂編集室の公式SNS(X:@spainzakastudio、Instagram:@shibuya_spainzaka_studio)で順次発信される予定です。

マンガの持ち込み企画は全国のPARCOへ、次回は名古屋PARCO

渋谷スペイン坂編集室は、今年8月に渋谷PARCOで開催して好評を得た出張企画「渋谷PARCOにマンガを持ち込もう。」を、出張範囲を大幅に広げて全国のPARCOで展開しています。PARCO編集室メンバーが全国5都市を回ってマンガの持ち込みを受け付けるもので、10月には福岡・広島・札幌・仙台で開催されました。次回は11月7日(土)・8日(日)の2日間、名古屋PARCOの西館-南館2F 連絡通路横の特設会場で行われ、持ち込みの受付時間は各日13:00-17:00です。

プロかアマチュアか、上手か下手かは問わず、「想い」が込もっていればどんなマンガも歓迎するとしています。今の時代を独自の感性で描く作品や、まだ見ぬ作品との出会いを楽しみにしているとのことで、持ち込まれた作品は渋谷スペイン坂編集室が刊行する新雑誌に掲載される可能性もあります。イベントのハッシュタグは「#渋谷スペイン坂編集室」「#パルコにマンガを持ち込もう」です。

出典:株式会社パルコ

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