キタニタツヤの歌詞を10名が読み解く。書籍『キタニタツヤ わたしの横顔たち 他者視点の自己紹介』刊行と東京・大阪での企画展

丸善CHIホールディングス株式会社は、シンガーソングライター・キタニタツヤの歌詞が持つ多面性に迫るプロジェクト「キタニタツヤ わたしの横顔たち 他者視点の自己紹介」の実施を決定しました。プロジェクトは書籍、企画展、オリジナルグッズの3つで構成されています。同社グループが出版流通事業で培ってきた企画力と全国のネットワークを活かし、アーティストの魅力を深く体感できる場をつくる試みです。
キタニタツヤの楽曲は、メロディやサウンドに加えて、文学的・哲学的な歌詞も大きな魅力とされています。その言葉はひとつの解釈に収まらず、聴く人の経験や関心によって異なる表情を見せます。本プロジェクトでは10組の対となるテーマを手がかりに、他者の視点から歌詞を読解します。多様な読みが重なることで見えてくる新たな魅力を、さまざまなかたちで届けます。

10組の対となるテーマで歌詞をひらく書き下ろし論考集
書籍『キタニタツヤ わたしの横顔たち 他者視点の自己紹介』には、哲学・短歌・現代美術など、異なる分野の第一線で活躍する10名が書き下ろし論考を寄せています。各寄稿者は自らの経験や思考を重ねながら、言葉の奥に広がる世界を読み解きます。担当するテーマと寄稿者は以下のとおりです(敬称略)。
- 「生(死)」木石岳(音楽家/文筆家)
- 「真(偽)」さやわか(ライター/評論家/漫画原作者)
- 「善(悪)」品田遊(作家)
- 「美(醜)」伏見瞬(批評家/YouTuber)
- 「愛(憎)」最所あさみ(文化編集者)
- 「自己(他者)」岡嶋かな多(作詞作曲家/音楽プロデューサー)
- 「幸福(不幸)」上坂あゆ美(歌人/エッセイスト)
- 「自由(束縛)」布施琳太郎(アーティスト)
- 「過去(未来)」谷川嘉浩(哲学者)
- 「喪失(再生)」大森時生(テレビプロデューサー)
他者による読解に加えて、本人の言葉も収録されています。キタニタツヤと同世代のシンガーソングライター・Eveとの特別対談では、ともに言葉と音楽を生み出す二人が歌詞をめぐって語り合います。また、本人へのロングインタビューでは、作詞の変遷と歌詞の表現の変化をひも解きます。装丁には、さまざまなアーティストやブランドに作品を提供しているコラージュアーティスト・Q-TAの作品が採用されました。キタニタツヤの世界観を独自に解釈したビジュアルが、言葉とともに作品の多面性を伝えます。
書籍は2027年1月8日(金)に、通常版とハードカバー仕様の特装版が同時刊行されます。通常版は内容を読み込み、いつでも持ち歩くための一冊です。特装版は美術品のような佇まいで、保存・観賞用としても楽しめる仕様で、部数限定で販売されます。収録内容は両版とも同じで、異なるのは仕様と購入特典のみです。
- 特装版:7,700円(税込)/A5変形(H190×W148mm)・上製本・本文224ページ(予定)・部数限定/ISBN 978-4-9915192-0-8
- 通常版:4,400円(税込)/A5変形(H190×W148mm)・並製本・本文224ページ(予定)/ISBN 978-4-9915192-1-5

鏡と言葉で横顔を重ねる「キタニタツヤ わたしの横顔たち展」
企画展「キタニタツヤ わたしの横顔たち展」では、キタニタツヤの歌詞、専門家による論考、Q-TAのコラージュ作品を通じて、多様なキタニタツヤを体感できます。展示の見どころは次の3つです。
- paper & text — 重なるキタニタツヤ:異なる場所から生まれた歌詞・考察・コラージュというテクストを通じて、多様なキタニタツヤを体感する展示
- mirror — 重なり合うあなた:鏡に映り込むキタニタツヤの横顔に来場者の横顔を重ね、そのあわいに生まれるリアルコラージュをひとつの作品とする展示
- message — 積み重なる考察と想い:本展や書籍から生まれた共感や発見を書いて貼りつけ、ひとりひとりの言葉の重なりからキタニタツヤの新たな一面を見せる展示
東京会場はmagmabooks(虎ノ門ヒルズ)2階のmagmaspaceです。所在地は東京都港区虎ノ門一丁目22番1号 虎ノ門ヒルズ グラスロック 2・3階で、会期は2027年1月8日(金)〜1月24日(日)、営業時間は11:00〜21:00(日・祝日11:00〜20:00)です。大阪会場はMARUZEN&ジュンク堂書店 梅田店の2階特設スペースです。所在地は大阪府大阪市北区茶屋町7-20 チャスカ茶屋町 地下1階~4階で、会期は2027年2月5日(金)〜2月23日(火・祝)、営業時間は10:00〜22:00です。なお、大阪会場は2027年2月15日(月)が休館日です。
入場料は両会場共通で550円(税込)です。日時指定制で、30分ごとに入れ替えを行います。チケットは2026年11月5日(木)11:00からローソンチケットで販売され、全会場・全日程分を購入できます。各回の空き状況によっては当日券も販売されるため、希望する場合は会場スタッフに直接問い合わせてください。

コラージュと歌詞を持ち帰るグッズと特典情報
オリジナルグッズは、キタニタツヤの歌詞とQ-TAによるコラージュ作品をデザインに落とし込んだラインナップです。ブックポシェット[青のすみか]、Tシャツ[火種]、Tシャツ[悪魔の踊り方]のほか、アクリルチャーム、クリアファイル、スクエア型缶バッジ、コーヒー(ドリップバッグ)などがそろいます。これらは特設オンラインショップでの先行予約と、企画展会場での限定販売となります。書籍とグッズの先行予約は、2026年10月27日(火)11:00から11月16日(月)23:59まで受け付けます。
特典として、まず本人ビジュアルポストカード(全3種セット)が用意されています。書籍に収録される撮りおろし写真のアナザーカットを使ったもので、特装版書籍を特設オンラインショップで先行予約するか、企画展会場で購入すると受け取れます。もうひとつの特典は、本プロジェクトのために制作されたコラージュ作品10種とメインビジュアルを合わせた、全11種のオリジナルステッカー(50×75mm)です。対象商品(書籍・Tシャツ・ポシェット)を特設オンラインショップで先行予約した場合、企画展会場で税込5,000円以上のグッズ(書籍含む)を購入した場合、企画展入場時に会場スタッフへチケットを提示した場合のいずれかで、ランダムに1枚もらえます。
キタニタツヤは2014年頃からネット上で楽曲を発表し始め、同時期に他アーティストへ楽曲を提供する作家としての活動も始めました。2023年にはTVアニメ『呪術廻戦』「懐玉・玉折」のオープニングテーマ「青のすみか」をリリースし、第74回紅白歌合戦に出場しています。2026年11月4日(水)には、2024年1月以来となるオリジナル・アルバム「DEKAI」と「PURE」を2枚同時にリリースします。本プロジェクトでは、Q-TAがメインビジュアルと10組のテーマをもとにしたコラージュ作品を制作しました。また、2021年設立のデザイン事務所・株式会社製作所(Seisakujo inc.)が、書籍のエディトリアルデザインやグッズデザインなどを担当しています。
出典:丸善CHI










