本文へスキップ
アートNEWS

KANADEMONOがMYAF2026で描いた“夜のクリエイティブスタジオ” ブランド初のDJテーブルのプロトタイプと藤田二郎氏とのコラボレーション商品を初披露

KANADEMONOがMYAF2026で描いた“夜のクリエイティブスタジオ” ブランド初のDJテーブルのプロトタイプと藤田二郎氏とのコラボレーション商品を初披露

2026年10月9日(金)から12日(月・祝)にかけて、東京・天王洲運河一帯(寺田倉庫ほか)で国内最大級のアートフェスティバル『MEET YOUR ART FESTIVAL 2026』(MYAF2026)が開かれました。5周年の節目となった今年は、例年を上回る約6.1万人が来場しています。9000通り超えの組み合わせから自由に選べるパーソナライズ家具「KANADEMONO」を展開するルームクリップ株式会社 KANADEMONOカンパニーは、このフェスに協賛し、「Living with Creativity」をテーマにブースを出展しました。

KANADEMONOがMYAF2026で描いた“夜のクリエイティブスタジオ” ブランド初のDJテーブルのプロトタイプと藤田二郎氏とのコラボレーション商品を初披露

家具とアートと音が重なる“Night”の空間

ブースの軸はKANADEMONOの家具です。そこに、アートディレクター藤田二郎氏、アーティストの市川大翔氏、アーティスト/アートディレクターのオカモトヒロヤ氏の作品が並びました。さらに、音楽プロデューサーNujabesが営んでいたレコードショップ「Tribe」の音が響き、全体がひとつの空間としてまとめられています。空間の基調になったのは、藤田氏がKANADEMONOとのコラボレーションのために描き下ろした「Passage」です。そのなかでも“Night”に焦点を当てています。

夜の空気をまとった空間に家具、アート、音楽が同居し、音楽やアートが生まれる“クリエイティブスタジオ”が表現されました。こだわりのオーダー家具、アーティストたちの作品、DJが奏でる音楽、そしてその場に居合わせた人々の感性が重なり合う場です。KANADEMONOはこうした“創作の気配”に満ちた空間と時間を通じて、自らが掲げる「あなたの日常をもっと創造的に、自由にする」を提案しました。

KANADEMONOがMYAF2026で描いた“夜のクリエイティブスタジオ” ブランド初のDJテーブルのプロトタイプと藤田二郎氏とのコラボレーション商品を初披露

ブランド初のDJテーブル、プロトタイプを初公開

ブース内では、2027年春発売予定の「Built-in DJ TABLE / Vinyl (仮称)」のプロトタイプが初めて公開されました。KANADEMONOにとって初となるDJテーブルです。使用するターンテーブルやミキサーに合わせて天板にぴったりと埋め込める、セミオーダー仕様になっています。複数の機材品番、縦置き・横置きといった配置、設置場所に合わせたサイズオーダーにも対応します。DJ家具はこれまで特注が中心でした。そうした領域で、KANADEMONOならではの手の届く価格と短納期、オンライン注文で完結する手軽さを実現することを目指し、開発が進められています。

会期中は、多くの音楽クリエイターやDJから「こういうものを待っていた」「発売したら欲しい」といった声が寄せられました。プロだけでなく、音楽やレコードを趣味とする人まで幅広い関心を集めています。埋め込み部分や配線構造など、美しく仕上げられた細部の仕様に驚く来場者の姿も見られました。なお、展示されたものは試作品で、商品の仕様や情報は発売前に変更となる可能性があります。

イベント2日目の10/10(土)には、このDJテーブルを使ってYUSUKE YOSHINAGA氏がDJパフォーマンスを行いました。YOSHINAGA氏は、readymade international を経て、2006年にデザイン会社 solla Inc. を設立しています。デザインを担当したCDジャケットは1000枚以上です。DJとしては、渋谷 Organ bar で25年以上にわたりイベント“La Verdad”を主催しています。Tribeとのコラボレーションでもあるブースに合わせ、当日はNujabesの名曲を多く含めたセットを披露しました。作品と音楽に囲まれた“夜”の空間にメロウなビートが重なり、多くの人が音に身を委ねる一体感のある時間となりました。

KANADEMONOがMYAF2026で描いた“夜のクリエイティブスタジオ” ブランド初のDJテーブルのプロトタイプと藤田二郎氏とのコラボレーション商品を初披露

藤田二郎氏 × KANADEMONO、コラボレーション商品を初披露

藤田二郎氏とKANADEMONOのコラボレーションプロジェクトは、MYAF2025での共演をきっかけに始まりました。新作「Passage」と、昨年のMYAFで発表された「Resonance 1」を起点に、「ラグ」「アートポスター」「マグカップ」が展開されています。MYAF2026の会場では、これらに試作品の「ファブリックミスト」を加えて初披露しました。

  • ラグ:MIYOSHI RUGとの協業により、「Passage」「Resonance 1」をハンドタフテッドで仕上げた大判ラグ。有機的なシェイプと長めの毛足が特徴。
  • アートポスター・フレームセット:「Passage」「Resonance 1」に、「Passage」のMorning/Day/Nightを切り出した3種を加えた全5種。作品とともに時間の移ろいを感じられる、ポスターとフレームのセット。
  • マグカップ:「Passage」と「Resonance 1」の2作品をひとつに重ねたデザイン。暮らしの中で気軽に取り入れられるアートピース。
  • ファブリックミスト(試作品):調香師が「Passage」のMorning/Day/Nightを、空間を構成する要素である香りとして表現したアイテム。来場者限定でミニミストを配布し、多くの反響があった。商品化は現時点で未定。

会場では、ラグの質感を確かめる人、ポスターを間近で眺める人、マグカップを手に取って暮らしの中での使い方を思い描く人、香りを試す人の姿が多く見られました。「アートを日々の暮らしの中でも楽しめるものへ」というコラボの想いを、来場者は実物を通して体感していました。

イベント3日目の10/11(日)には、藤田氏を迎えたトークセッションが開かれました。藤田氏は、Calm、Nujabes、Uyama Hirotoなど数多くのCDジャケット・デザインを手がけてきた人物です。トークでは、コラボアイテムの「ラグ」「アート」「マグカップ」を前に話が進みました。まず昨年のMYAFでの出会いから、「KANADEMONOのある暮らしで流れる音と時間とは」という問いを経て「Passage」が生まれるまでの背景が語られました。続いて各アイテムの制作の裏側として、次のような話がありました。

  • ラグでは、複雑な色彩を“床に広がるアート”として再現した過程
  • アートポスターでは、作品を引き立てるための余白やフレームへのこだわり
  • マグカップでは、アートを美しく見せる素材としてNIKKO社のボーンチャイナを選んだ経緯

ブースの前を埋め尽くすほどの来場者が集まりました。約30年にわたりレコード・CDジャケットを中心としたアートワークを手がけてきた藤田氏が語る、制作の裏側やクリエイティブへの考え方に、多くの人が耳を傾けていました。

KANADEMONOがMYAF2026で描いた“夜のクリエイティブスタジオ” ブランド初のDJテーブルのプロトタイプと藤田二郎氏とのコラボレーション商品を初披露

会場各所の展示にも、THEシリーズを中心に家具が採用

KANADEMONOのアイテムは出展ブースのほか、MARKETエリアやART FAIRエリアでも、THEシリーズを中心に数多く採用されました。主な採用先と使われた家具は次のとおりです。

  • MARKET SUPER ART & CRAFT MARKET エリア(WHAT CAFE)のオカモトヒロヤ氏出展ブース「MY ROOM, MY ATELIER」:オカモト氏の世界観を「部屋」と「アトリエ」をテーマに空間化したコンセプトショップ。ガラス天板の「THE CAFE TABLE / ガラス × H 木製脚 オーク無垢材」(φ75cm、ブラウン、54,800円(税込))をはじめ、「インダストリアル ハンガーラック」(60cm、19,800円(税込))、「オーク・ウォルナット材 すらりとした スタンドミラー」(M、ブラウン、33,000円(税込))、「光のオブジェ ロープ 調光 フロアライト」(シルバー、66,000円(税込))が、ブルーを基調としたブースの世界観を引き立てた。
  • ART FAIR MEET YOUR ARTISTSエリア(B&Cホール)の決済カウンター前:左官職人の手作業で仕上げられた唯一無二の質感をもつ「THE CAFE TABLE / MORTEX」(φ80cm、Gray、138,000円(税込))を設置し、空間や作品展示に溶け込むさりげないアクセントとなった。あわせて「スタッキングできる ハーフアーム ダイニングチェア」(Gray、19,800円(税込))も採用された。
  • ART FAIR 2階展示スペース(市川大翔氏出展エリア):和をテーマにした空間で、「THE TATAMI BENCH / ラバーウッド ナチュラル × Black Steel Line」(90cm、46,000円(税込))が使われた。鉄脚の無骨さと畳という異素材の響き合いが、静かで洗練された空気感を支えた。

出典:KANADEMONO

Recommendおすすめ