沖縄のガジュマル115本を一冊に。写真家・小町剛廣のフォトブック『逢いに行くガジュマル OKINAWA』が11月上旬に発刊

株式会社南都が、フォトブック『逢いに行くガジュマル OKINAWA』を発刊します。収められているのは、沖縄本島全域と伊江島に根を張る115本のガジュマルです。発刊日は2026年11月上旬とされています。

写真家・小町剛廣が向き合ってきた樹々から選んだ115本
道端や公園、集落など、ガジュマルは沖縄の暮らしのすぐそばに根を下ろし、人びとの営みを見守ってきました。本書は、写真家・小町剛廣が長年向き合い、撮影を続けてきた樹々の中から、「逢いに行きたい」と思える115本を選んでまとめた一冊です。
掲載されているのは、小町剛廣が2000年代から現在までに撮影した沖縄本島周辺のガジュマルです。そこに写されているのは、一本として同じ姿のない、ガジュマルの生命のかたちです。
この本は、写真を眺めて終わることを想定していません。誌面をきっかけに本物のガジュマルに関心を持ち、実際にその場所を訪ねてほしいという想いが込められています。掲げられた言葉は「生きている・本物に・あなたが」逢いに行く、です。
この言葉に添えられた文章では、ガジュマルは不思議な木であり、他の木には無い存在感があると綴られています。当たり前にあったものはある日突然なくなり、そのとき初めて大切さに気づくもの。沖縄が沖縄らしくあり続けるためになくしてはいけないものがあり、ガジュマルもその大切な一つかもしれない、としています。木の前に立って何を感じるかは自由であり、その瞬間の感動を誰かに伝えることが、大切なものを守ることにつながるという考えが示されています。

設立55周年の南都が始めた「ガジュマル記録プロジェクト」
株式会社南都は、設立55周年を迎えました。同社は「沖縄の自然・歴史・文化の魅力を、観光を通して伝え、未来へ残す」ことを使命に掲げてきました。55周年の節目にあたり、沖縄への感謝を未来へつなぐという想いから立ち上げたのが「ガジュマル記録プロジェクト」です。
このプロジェクトは、沖縄各地に残るガジュマルと、そこに刻まれた人びとの記憶を、写真とともに未来へ残していく取り組みです。一本のガジュマルを記録することは、その土地の風景や暮らし、そこで生きてきた人びとの記憶を残すことでもある、という考え方に基づいています。
県民から寄せられた63件の「残したいガジュマル」
2026年6月には、沖縄県民を対象に「残したいガジュマル」の情報を募集し、63件が寄せられました。届いたのは木の立つ場所だけではありません。その木の呼び名、子どもの頃の思い出、地域に伝わる話、家族との記憶など、一本一本のガジュマルに結びついた、その人やその地域ならではの物語も寄せられました。本書は、写真だけでは伝えきれない、ガジュマルとともにある沖縄の暮らしを、県民から寄せられた想いとあわせて形にした一冊です。

『逢いに行くガジュマル OKINAWA』の概要
- 書名:逢いに行くガジュマル OKINAWA
- 発刊日:2026年11月上旬
- 仕様:A5判/カラー/128ページ
- 掲載:沖縄本島全域・伊江島のガジュマル115本
- 写真:小町剛廣
- 価格:2,200円(本体2,000円+税)
- 販売:沖縄県内各書店、アスムイハイクス、ガンガラーの谷など
南都は、このフォトブックをきっかけに身近なガジュマルに目を向け、「逢いに行く」人が増えていくことを願っています。問い合わせ先は、株式会社南都が運営するガジュマル記録プロジェクト(アスムイハイクス 喜瀬 元磯、電話 0980-41-8117)です。
出典:南都グループ










