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11月6日(金)は歌舞伎町の春画展が22時まで延長開館 新宿区に住む・働く・学ぶ人を無料招待

11月6日(金)は歌舞伎町の春画展が22時まで延長開館 新宿区に住む・働く・学ぶ人を無料招待

新宿歌舞伎町能舞台などで開催中の「歌川国貞・歌川国芳ー新宿歌舞伎町春画展WA」が、11月6日(金)の18:00~22:00に「フライデーナイト」を実施します。対象は新宿区に住む人、働く人、学ぶ人で、入場は無料です。この日は通常21:00の閉館時刻を1時間延長し、22:00まで開館します。ピピちゃんファームと一般財団法人アーネスト育成財団の参画によって実現するプログラムです。

11月6日(金)は歌舞伎町の春画展が22時まで延長開館 新宿区に住む・働く・学ぶ人を無料招待

文化が人を呼び、街を育てるという循環

今回で4回目を迎える新宿歌舞伎町春画展WAには、浮世絵ファンや研究者、日頃から美術館に通う人だけでなく、国内外から幅広い来場者が訪れました。累計来場者数は23,797名で、海外からの来場は30カ国以上です。展覧会を訪れた人が歌舞伎町の飲食店や商業施設、宿泊施設を利用する流れも生まれているといいます。

主催側が描いているのは、文化が人を呼び、その人が街を歩き、食べ、泊まることで街が育っていくという循環です。一方で、外から人を呼ぶだけでは街は育たないとも考えています。まずはこの街で暮らし、働き、学ぶ人たちに扉を開き、一緒に街の文化を育ててほしい。その想いを形にした一夜がフライデーナイトです。

無料開放を支えるのは、第4回となる本展から立ち上げた「WAパートナーズ」です。企業や個人とともに展覧会をつくる仕組みで、広告掲出の枠を販売するものではありません。美術館とスポンサー企業が連携して入場無料の時間帯を設ける取り組みには国内外に先例があり、本展はその考え方を参考にしています。パートナーからの参画金を原資として、より多くの人が日本文化と出会う機会をつくるよう設計されました。フライデーナイトは、地域文化の活性化を理念ではなく実体験として証明するプログラムと位置づけられています。展覧会名の「WA」には和・輪・笑の三つの意味が重ねられており、パートナーはこの輪をともに広げる存在だとしています。

本展を企画したSmappa!Group会長の手塚マキ氏は、歌舞伎町は外から来る人には刺激の強い街に映るかもしれないが、ここには毎日この街で暮らし、働き、学んでいる人たちがいると話します。春画展WAを続けるなかで、文化が街に人を呼ぶ手応えを確かに感じてきたからこそ、今度はこの街の人たちにこそ見てほしいという思いです。「金曜の夜、仕事帰りにふらっと能舞台へ立ち寄ってもらえたらうれしいです」とコメントしています。

11月6日(金)は歌舞伎町の春画展が22時まで延長開館 新宿区に住む・働く・学ぶ人を無料招待

フライデーナイトの参加方法

  • 名称:フライデーナイト(ピピちゃんファーム・一般財団法人アーネスト育成財団 presents)
  • 日時:2026年11月6日(金)18:00~22:00(最終入場 21:30)※この日のみ22:00まで延長開館
  • 会場:新宿歌舞伎町能舞台(新宿区歌舞伎町2-9-18 ライオンズプラザ新宿2階)、ホストクラブBOND(新宿区歌舞伎町1-2-15 歌舞伎町ソシアルビル9階)
  • 対象:新宿区在住・在勤・在学の18歳以上の方
  • 料金:無料(当日18:00~22:00の入場に限る)
  • 予約:不要。混雑時は入場を制限する場合あり
  • 持参物:新宿区在住・在勤・在学であることを確認できるもの(運転免許証、学生証、社員証、名刺など)。年齢確認を行う場合あり

18歳未満の人は、新宿区在学の場合も含めて入場できません。

11月6日(金)は歌舞伎町の春画展が22時まで延長開館 新宿区に住む・働く・学ぶ人を無料招待

国貞と国芳、二人の絵師を能舞台で見比べる

1941年創建の能舞台に並ぶのは、幕末の浮世絵界を代表する二人の絵師の作品です。歌川国貞は役者絵と美人画で当代随一の人気を誇り、『源氏物語』を翻案した『偐紫田舎源氏』の挿絵でも知られています。歌川国芳は、水滸伝の武者絵や戯画で異彩を放ちました。二人はともに初代 歌川豊国に学びながら、それぞれ異なる個性を発揮しています。今回は春画だけでなく、それぞれが得意としたジャンルの浮世絵もあわせて展示し、双方の魅力をさまざまな角度から見比べられる構成です。

本展が大切にしているのは「学び」です。音声ガイドでは、歌人の俵万智さんが『源氏物語』を、俳優の千葉雄大さんが春画全般を担当し、〈声の案内人〉として春画の世界へ導きます。会場内のQRコードから無料で聴くことができます。さらに『偐紫田舎源氏』『新編金瓶梅』を実際に手に取れるコーナーも設けられています。ガラス越しに眺めるだけでは分からない、本をめくるという江戸の人々の楽しみ方そのものを体験してもらうためです。会期中は落語会や活動写真弁士によるカツベン会、研究者によるレクチャーなど、春画を入口に江戸文化へ分け入る企画も多数開催します。春画は江戸の出版文化・文学・風俗が交わる場所にあるとして、そこから広がる学びをさまざまな形で手渡していくとしています。

春画をめぐっては、1990年代以降、国際日本文化研究センターや立命館大学、ロンドン大学・大英博物館などによる国際的な共同研究が進み、日本美術史の研究対象として位置づけられてきました。本展の監修者・浦上満氏は、2013〜14年に約9万人が来場した大英博物館「春画 日本美術における性とたのしみ」に出品者・スポンサーとして関わりました。2015年に約21万人が来場した永青文庫の日本初の本格的な春画展の開催にも尽力しています。現在は京都・福田美術館が同館初の春画展を開催するなど、美術館が春画を扱う動きも徐々に生まれています。

京都・福田美術館との相互割引「東西春画めぐり」と展覧会概要

本展は、福田美術館(京都・嵐山)の企画展「愛のカタチ ー幻の春画《稚児草紙》公開ー」(2026年9月19日~2027年1月17日)と連携し、「東西春画めぐり」と題した相互割引を2026年10月10日から実施しています。どちらかのチケットを提示すると、もう一方の入場料が300円OFFになります。東京・歌舞伎町と京都・嵐山で同時期に開かれる二つの春画展を、あわせて楽しめる取り組みです。

  • 展覧会名:歌川国貞・歌川国芳ー新宿歌舞伎町春画展WA
  • 会期:2026年10月3日(土)〜11月29日(日)
  • 前期:10月3日~11月1日/後期:11月3日~11月29日 ※11月2日(月)は展示替え休館
  • 時間:11:00~21:00(最終入場20:30)※11月6日のみ22:00まで
  • 会場:新宿歌舞伎町能舞台(新宿区歌舞伎町2-9-18 ライオンズプラザ新宿2階)、ホストクラブBOND(新宿区歌舞伎町1-2-15 歌舞伎町ソシアルビル9階)※受付は能舞台
  • 料金:一般2,200円、学生1,500円、和合プラン(ペア)一般3,800円・学生2,400円
  • 対象:18歳未満入場不可
  • 監修:浦上満(浦上蒼穹堂代表、国際浮世絵学会常任理事)
  • 主催:Smappa!Group/株式会社ワインライス

出典:Smappa!Group

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