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読書会を開くコミュニティが過去最多の41に うち32は読書を主なテーマとしない場 オシロが独自調査

読書会を開くコミュニティが過去最多の41に うち32は読書を主なテーマとしない場 オシロが独自調査
読書会を開くコミュニティが過去最多の41に うち32は読書を主なテーマとしない場 オシロが独自調査

アート、農業、子育て、手帳まで 本を囲む文化が分野を越えて広がる

コミュニティ専用のオウンドプラットフォーム「OSIRO」を手がけるオシロ株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:杉山博一)が、OSIRO上で開かれたブッククラブ(読書会)のデータを集計しました。対象は、OSIROが誕生した2017年から2026年(10月1日時点)までの期間です。

集計によると、2026年にブッククラブを開催したコミュニティは、10月1日時点で41にのぼりました。これまでの最多だった2025年の31コミュニティをすでに上回っており、約1.3倍となっています。また、41コミュニティのうち32は、読書以外を主な活動テーマとするコミュニティです。アートや農業、子育て、手帳など幅広いジャンルのコミュニティが、メンバーの関心ごとに合わせた形でブッククラブを開いています。

韓国の若者を中心に、読書や本を持つこと自体を「おしゃれでかっこいいカルチャー」として楽しむ「テキストヒップ」というムーブメントが広がり、日本国内でも徐々に注目を集めています。そうしたなか、OSIROを利用するオンラインコミュニティでも、本をきっかけに人が集まり語り合うブッククラブの文化が広がっているといいます。

読書が本業ではないコミュニティのブッククラブ事例

オシロが一例として挙げたのは、次のようなコミュニティの取り組みです。

  • 「FLOWフッシーの会」(主宰:投資家・藤野英人さん) 音楽や旅、食やアートを通じて感性を磨き、教養を深める大人のおけいこ場としてのオンラインコミュニティ。第1回ブッククラブでは『日本人の9割は知らない 世界の富裕層は日本で何を食べているのか』(柏原光太郎 著/ダイヤモンド社)を取り上げ、著者もゲストとして参加。500人超が参加する大型のイベントとなりました。
  • 「Hearth Port(ハースポート)」(主宰:文筆家・写真家の伊佐知美さん&古性のちさん) 子育ても旅・写真・文章も楽しむママ向けのオンラインコミュニティ。「はじめての読書会のお誘い」として、各自が好きな本を持ち寄り、もくもくと読んだり、ときどき感想を言い合ったり、おすすめの本を教え合ったりする、出入り自由のフリースタイルな読書会を開きました。
  • 「QOLON」(主宰:QOL向上インフルエンサー・ゆうさん) 20~30代の同世代の仲間と目標を立て、振り返り、行動する習慣をつくるオンラインコミュニティ。メンバー同士の交流で読みたい本が増えるのはうれしい一方、積ん読も増えてしまうという悩みから「オンライン積読解消会」を開催。同じ悩みを持つ仲間と時間を共にし、読むきっかけをつくることで積ん読の解消を図ります。
上段 左:FLOWフッシーの会、右:Hearth Port、下段:QOLON
上段 左:FLOWフッシーの会、右:Hearth Port、下段:QOLON

なぜコミュニティはブッククラブを開くのか

オシロは「OSIRO」を通じて、約10年で300件以上のコミュニティづくりに携わってきました。その支援のなかで同社が着目したのが、活発なコミュニティの多くがブッククラブに取り組んでいるという点です。ブッククラブとコミュニティには、どちらも多様な価値観を認め合う場であるという共通点が核にある、と同社は捉えています。

ブッククラブでは、同じ本に関心を持つという「共通点」と、その本を読んだという「共通体験」が土台になります。そのうえで感想を語ることで「自己開示」が生まれ、ときには互いに「質問」し合いながら「感情を共有」していく。オシロ代表・杉山さんのnote/日経COMEMOでは、これらがいずれも人と人が仲良くなっていくうえで重要な要素だと紹介されています。

こうした気づきをもとに、オシロは2025年12月、コミュニティ内で読んだ本を記録・共有できる「ブックログ」機能を実装しました。登録数は現在10万件を突破しています。本棚から1クリックで読書会を開催できる機能なども独自に開発し、企画・設計と機能の両面から本を軸にしたつながりづくりを支えてきました。同社は今回のデータから、ブッククラブがコミュニティ運営の定番企画として定着しつつあり、本を一人で読むだけでなく、誰かと語り合いながら読む楽しみ方が広がりつつあるとみています。

人と人が仲良くなる5つの要素(ブッククラブには「人が仲良くなる要素」が詰まっている(オシロ代表杉山のnote/日経COMEMOより))
人と人が仲良くなる5つの要素(ブッククラブには「人が仲良くなる要素」が詰まっている(オシロ代表杉山のnote/日経COMEMOより))

読書の秋に 10月〜12月の参加者募集中の読書会

OSIROを利用する多くのコミュニティでは読書会・ブッククラブが日々開かれており、外部の人が参加できるイベントもあります。参加者を募集中のものから、一部を紹介します。

  • 『夏帆』村上春樹(湯山玲子ワルい子のためのブッククラブ) 著述家・プロデューサーで「おしゃべりカルチャーモンスター」の湯山玲子さんが主宰するブッククラブの定期読書会。課題本は村上春樹『夏帆』(新潮社)。実は村上春樹好きではないという湯山さんの視点から、本作を批評的にレクチャーします。開催日時:2026年10月29日(木)20:15 〜 21:45/オンライン(Zoom)。参加費:1,700円(非会員の場合)。
  • 文学茶話の読書会 半年のふりかえりと「わたしの一冊」(文学茶話) 角田光代さんや柚木麻子さんなどをゲストに開かれてきた文学茶話会の過去8回分を、主宰者の山内宏泰さんとともに振り返る会。後半は、好きな一冊、おすすめしたい一冊、あこがれていてこれから挑戦してみたい一冊などを「わたしの一冊」として紹介し合います。開催日時:2026年10月30日(金)19:00 〜 20:00/リアル(渋谷)、オンライン(Zoom)同時開催。参加費:無料。
  • 【35歳以下限定】太宰治『人間失格』|U35 BOOK CLUB 東京開催(猫町.) 日本最大級の読書会コミュニティ「猫町.」で開かれている、35歳以下の人たちが同じ本を読んで集まる読書会。11月の課題図書は、いま英国の若い世代に読まれているという太宰治『人間失格』です。一人では後回しにしてしまう一冊を、この機会にきちんと読んでみることを呼びかけています。開催日時:2026年11月22日(日)15:00 〜 16:55/渋谷。参加費:読書会のみ参加 2,300円(非会員の場合)。
  • えほんとよはく 第四夜(絵本読書会)(My organic labo) オーガニックコットンブランド『nanadecor(ナナデェコール)』ディレクターの神田恵実さんが主宰する「My organic labo(マイオーガニックラボ)」の定期開催の絵本読書会。夜に1冊の絵本を味わいながら参加者と物語を分かち合い、自分自身とゆっくり向き合う60分です。パジャマのまま、いちばん落ち着く場所から参加できます。開催日時:2026年11月27日(金)21:00 〜 22:00/オンライン(Zoom)※毎月第4金曜日 開催。参加費:2,200円(非会員の場合)。
  • タベアルキスト・マッキー牧元とカツサンド片手に読み解く『食べ物でたどる世界史』(タベアルキスト) 年間700軒を食べ歩く”タベアルキスト”マッキー牧元さんが、71歳にして人生初の読書会を開催。読書のお供は、虎ノ門ヒルズにあるイタリアン「ボッテゴン」による、滋賀「サカエヤ」の豚肉を使ったマッキー牧元さんセレクトの特製豚カツサンド。世界の歴史を”食べ物”から読み解く60分です。開催日時:2026年12月2日(水)18:30 〜 19:30/渋谷。参加費:2,000円(非会員の場合)。

オシロは「日本を芸術文化大国にする」をミッションに掲げ、クリエイターやアーティスト、企業・団体を含む表現者とファンをつなぐプラットフォームとして「OSIRO」を開発・提供しています。作家・原田マハさんがナビゲーターを務める「Mahalíque」(マハリク)、作家・平野啓一郎さんがナビゲーターを務める「文学の森」、元BRUTUS副編集長・鈴木芳雄さんが監修する「ビジュツヘンシュウブ。」をはじめ、株式会社講談社が主宰する「ミモレ編集室」や株式会社文藝春秋が主宰する「文春野球友の会」など、本や出版にまつわる多くのコミュニティがOSIRO上で運営されています。

出典:オシロ株式会社

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