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写真NEWS

10年の時を経て、写真公募展「ポートレイト専科」が渋谷に帰ってくる

10年の時を経て、写真公募展「ポートレイト専科」が渋谷に帰ってくる

「ポートレイト専科」とは

「ポートレイト専科」は、2006年から2015年まで渋谷ギャラリー・ルデコで開催されていたポートレイト写真(人物写真)の合同展です。写真家・魚住誠一氏が主宰し、プロとアマチュアの垣根を越えて作品を発表する場として親しまれてきました。10年の休止期間を経て、今回は会場を渋谷モディにも広げ、異なる性格を持つ3つの展覧会として復活します。

本展の注目すべき特徴

1. 第一線の写真家5名が、肩書きを問わず一枚の強度だけで選ぶ

今回の審査員には、写真・文筆・絵画・書を横断する作家の藤原新也氏、伊勢神宮式年遷宮の公式記録写真家を務めた宮澤正明氏、Peter Lindbergh氏に師事しパリ・ミラノで活動したZIGEN氏、荒木経惟氏に師事した野村佐紀子氏、そして主宰の魚住誠一氏という、日本を代表する5名の写真家が名を連ねています。

彼らは応募者の職業や実績に関わらず、写真そのものが持つ「強度」に注目し、入選作を決定します。これは、写真一枚の持つ力、表現の可能性を最大限に評価しようとする姿勢の表れと言えるでしょう。

審査員5名のポートレート

2. 撮る人と撮られる人、双方の権利を守る仕組み

写真の世界では、被写体となる方の同意(肖像権)や、撮影した写真の利用範囲(著作権)は常に重要な課題です。本展では、これらの課題に対応するため、モデル同意書、作品使用許諾書、権利確認チェックリストといった契約書のひな形を公式サイトで無償公開しています。

また、会場内には著作権の啓発ブースが常設され、啓発カタログが無料で配布されます。さらに、応募作品が生成AI(人工知能が画像を生成する技術)の学習に利用されないよう、利用規約にその旨を明記し、学習利用を目的とした第三者への提供も行わないとしています。これは、クリエイターの権利保護を重視する現代的な取り組みと言えるでしょう。

性格の異なる3つの展覧会を同時開催

ポートレイト専科2026(入選作品展)

  • 会期: 2026年11月16日(月)〜22日(日)

  • 会場: 渋谷モディ B1F 特設会場
    審査員の推薦による入選作品が展示されます。入選作品は、審査員である魚住誠一氏によりA3サイズにプリント・額装された上で展示されるとのことです。

ポートレイト専科ルデコ2026

  • 会期: 2026年11月16日(月)〜22日(日)

  • 会場: 渋谷ギャラリー・ルデコ B1F
    こちらは、入選の有無にかかわらず、希望する応募者が出展できる展示会です。より多くの写真愛好家が作品を発表できる場となります。

ポートレイト専科Classic 2026

  • 会期: 2026年11月23日(月)〜29日(日)

  • 会場: 渋谷ギャラリー・ルデコ B1F
    過去の「ポートレイト専科」で作品を展示した方を対象とした展覧会です。長年の歴史を持つ本展ならではの企画と言えるでしょう。

会期中は、渋谷ギャラリー・ルデコにて撮影会、カメラ体験、撮影講座、写真販売などの関連イベントも実施されます。展示の入場はいずれも無料です。

募集要項

  • 応募期間: 2026年9月10日(木)〜 10月16日(金)

  • 応募資格: プロ・アマチュアを問わず、どなたでもご応募いただけます。

  • 応募部門: 人物写真部門/AI画像部門

  • 応募点数: 1エントリーにつき3点以内(1点からご応募いただけます)。

  • 参加費: 29歳以下 1,000円(税込)/30歳以上 3,000円(税込)。

  • 応募方法: 公式サイト

  • その他: 全応募作品は公式サイトのオンラインギャラリーに掲載されます。

開催概要

  • 名称: ポートレイト専科2026

  • 会期: 2026年11月16日(月)〜 22日(日)

    • ※ポートレイト専科Classic 2026 は 11月23日(月)〜29日(日)
  • 会場: 渋谷モディ B1F 特設会場/渋谷ギャラリー・ルデコ B1F

  • 入場料: 無料

  • 主催: 株式会社Style Agent / 株式会社ファントミー

  • 公式サイト:

  • 公式X:

審査員紹介(敬称略)

  • 藤原 新也(ふじわら・しんや): 写真、文筆、絵画、書とあらゆるメディアを横断する作家。1972年に「インド放浪」を発表。

  • 宮澤 正明(みやざわ・まさあき): 写真家・映画監督。伊勢神宮式年遷宮の公式記録写真家を務める。

  • ZIGEN(ジゲン): 1982年渡仏後 Peter Lindbergh氏に師事。パリ・ミラノでファッション誌を中心に活動。

  • 野村 佐紀子(のむら・さきこ): 1991年荒木経惟氏に師事。国内外で写真展・写真集を多数発表。

  • 魚住 誠一(うおずみ・せいいち): ポートレイトを中心に写真展、雑誌、広告などで活躍。「ポートレイト専科」の主宰者。

写真を通じて新たな表現に挑戦したい方、ご自身の作品を多くの人に見てもらいたい方は、この機会にぜひ応募を検討してみてはいかがでしょうか。渋谷の地で、あなたのポートレイトが輝くことを願っています。

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