朝日新聞写真記者が国際写真コンテスト「IPA」で部門1位受賞、ハンセン病問題テーマに

最優秀賞はハンセン病問題に焦点を当てた組写真
大阪本社映像報道部の田辺拓也記者が、プロフェッショナル「アナログ/フィルム フォトジャーナリズム」部門で最優秀賞に輝きました。これは朝日新聞社として、この部門での初の受賞となります。
田辺記者の受賞作品は、ハンセン病問題における隔離政策や強制不妊手術の歴史をテーマに取材・撮影された8枚の組写真です。国立療養所・長島愛生園(岡山県瀬戸内市)で暮らす、ハンセン病から回復した中尾伸治さん(92)の日常を中判フィルムで記録し、その作品群は6月10日付の朝日新聞夕刊グラフ面にも掲載されました。
田辺記者は、受賞に際し、「この賞は私個人のものではなく、長年にわたり取材に協力してくださった中尾さんをはじめ、ご支援いただいた多くの皆さまと共にいただいたものと受け止めています」とコメントしています。また、これらの写真は記憶や歴史を未来へつなぐ試みであり、10月14日から29日まで奈良県立図書情報館で展示される予定です。
田辺記者の受賞作品は、以下のリンクからご覧いただけます。



フィギュアスケート写真も佳作に
同じくIPAのプロフェッショナル「ウィンタースポーツ」部門では、東京本社映像報道部の竹花徹朗記者が佳作となりました。受賞作品は、ミラノ・コルティナ五輪で金メダルを獲得したフィギュアペアフリーの三浦璃来、木原龍一組(通称:りくりゅうペア)を捉えた写真です。

竹花記者の作品は、以下のリンクからご覧いただけます。
インターナショナル・フォトグラフィー・アワード(IPA)について
IPAは2003年に創設された国際的な写真コンペティションで、プロフェッショナル部門とアマチュア、学生部門が設けられています。主催者によると、2026年には139カ国・地域から1万4千点以上の応募がありました。このコンテストは、プロフェッショナル、アマチュア、学生の写真家を対象とした世界規模の年次コンテストであり、選ばれた受賞者はIPAの年間表彰式で発表されます。










